タンパク質動態研究所 遠藤 斗志也 所長がハンス・ノイラート賞受賞を黒坂学長に報告

タンパク質動態研究所 遠藤 斗志也 所長(生命科学部・教授)が、世界のタンパク質研究をリードする国際組織「The Protein Society(米国蛋白質科学会)」から、タンパク質科学の基礎研究の分野において格別の功績をあげた個人に贈られる「Hans Neurath Award(ハンス・ノイラート賞)」を受賞したことを受け、8月2日(月)に黒坂 光 学長へ受賞報告を行いました。受賞報告では、生命科学部やタンパク質動態研究所の研究活動や今後の研究活動の展望について意見交換が行われました。

写真撮影時のみ、マスクを外しております。

2021年度“Hans Neurath Award(ハンス・ノイラート賞)

京都産業大学 生命科学部 遠藤 斗志也 教授(タンパク質動態研究所 所長)

受賞理由(The Protein Society提供)

7月9日(現地時間)にオンラインで開催された米国蛋白質科学会のシンポジウムで受賞講演を行う遠藤教授
遠藤教授は細胞小器官(オルガネラ)の構造機能研究の世界的リーダーであり、タンパク質の細胞内輸送とミトコンドリアバイオロジーの分野に多大な貢献をしてきました。生化学的、分子生物学的、そして構造生物学的手法を革新的に組み合わせて、タンパク質研究における重要な問題を次々に解決してきました。遠藤教授が達成したミトコンドリアタンパク質の輸送装置の分子レベルでの理解は、今日のミトコンドリア研究のハイライトであり、ミトコンドリア機能欠損に伴う病態理解の基礎を与えるものでもあります。
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