「鳥取県ふるさと創生応援隊」が鳥取県 湯梨浜町で現地調査を実施

2017.10.21

10月21日(土)、法学部 喜多見 富太郎ゼミの学生らを中心に構成する「鳥取県ふるさと創生応援隊」は、人口減少や高齢化の課題を抱える鳥取県湯梨浜町泊地区の地域活性化を目指し、現地調査を実施しました。

本学と鳥取県は、就職支援、魅力創出・再発見による地域振興、京都産業大学の教育・研究・社会貢献活動等を推進するため、2016年に連携協力包括協定を締結。「鳥取県ふるさと創生応援隊」では、平成の大合併で合併の道を選んだ湯梨浜町と合併しない道を選んだ若桜町の、それぞれに特色ある「風格ある地域づくり」の政策や、地域活性化のあり方等について、学生が現地を歩き、地元の方や行政関係者から話を聞きながら比較検証します。

今回の現地調査では、日本海に面した漁村である泊地区ですすめられている「小さな拠点づくり」を現地で体感するため、旧泊村役場の庁舎や診療所、小学校、商業施設といった各種生活関連施設の状況を歩き回って調査し、地区ですすめられているまちの機能の集約を目指す「小さな拠点」づくりの候補地を視察しました。また、現地の方々で構成する「泊地域小さな拠点検討協議会」の会長を務める遠藤公章さんとの意見交換も行われました。鳥取県ふるさと創生応援隊の取組みについて、遠藤さんは「自分たちの生まれ育った町の活性化に何が必要かを、学生さんの目線で提言していただきたい。」と語られました。

今回の視察を踏まえ、今後は泊地域小さな拠点検討協議会への具体的な政策提言に向けた準備や湯梨浜町職員からの政策聴取を学内で行い、11月11日に再度現地を訪ねて遠藤会長をはじめ協議会のメンバーの方々への提言と意見交換会を実施します。翌日の11月12日には、鳥取県の中山間部に位置する人口32人の小規模集落である若桜町湯原地区を現地調査し、地区の方々からの聞き取り調査や若桜町職員からの政策聴取を行い、若桜町などの行政関係者への提言レポートをまとめていく予定です。
鳥取県ふるさと創生応援隊
遠藤会長からも話を伺った
高台から泊地域を望む

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