社会安全・警察学研究所 設立10周年記念シンポジウム「子どもの話を大切にする~犯罪被害を受けた子のための多機関・多職種連携~」
2023.08.24
社会安全・警察学研究所 設立10周年記念シンポジウム
本学の社会安全・警察学研究所は2013(平成25)年に設立され、今年で設立10周年を迎えました。このことに際しまして、社会安全・警察学研究所では10周年記念シンポジウムをオンライン(Microsoft Teams ウェビナー)で開催いたします。
シンポジウムのテーマは「子どもの話を大切にする—犯罪被害を受けた子のための多機関・多職種連携—」です。児童虐待などで犯罪被害を受けた子どもが、被害を話すことは容易ではありません。子どもの被害を察知し、子どもが話すことのできる環境を整え、話すためのアクションを始めた子どもを温かく受け止め、話してくれた子どもの話を大切にすることが、子どもに関わる全ての機関・職種の人に求められています。その上で、関係機関の専門家によって、司法手続に耐える適切な方法で話を聞き、記録する必要があります。さまざまな機関・職種の人々の専門知を結集し、連携を進め、子どもにとってより良い実践をしていくため、シンポジウムを開催します。
日時 | 2023(令和5)年9月9日(土)13時~17時 |
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方法 | オンライン(Microsoft Teams ウェビナー) |
対象 | 警察関係者、法曹関係者、児童相談所関係者、民間の被害者支援組織、学校・教育委員会・地方自治体関係者など、関係分野の研究者 |
申込 | ※事前申込制※ 参加登録フォームから参加登録をお願いいたします。 シンポジウム参加登録フォーム |
主催 | 京都産業大学 社会安全・警察学研究所 |
共催 | 警察大学校警察政策研究センター 問合先 suga@cc.kyoto-su.ac.jp(所員:須賀) |
プログラム
第1部
開会挨拶 | 田村 正博(京都産業大学 社会安全・警察学研究所長) |
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基調講演 | リンダ・コーディスコ・スティール 氏(NCAC※司法面接研修・事業責任者) |
※NCAC:National Children's Advocacy Center(米国子どもの権利擁護センター)
第2部
対談 | 「子どもの話を聴くために日本で必要なこと—新司法面接プロジェクト報告書を踏まえて—」 飛田 桂 氏(NPO法人子ども支援センターつなっぐ代表理事・弁護士) 増井 敦 (京都産業大学社会安全・警察学研究所員) |
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講演 |
「被害少年保護というジグソーパズル」
阿波 拓洋 氏(警察庁人身安全・少年課長) |
講演 | 「児童相談所からみた連携と課題」 根ケ山 裕子 氏(名古屋市西部児童相談所弁護士) |
第3部
パネルディカッション | パネリスト:飛田氏、増井、阿波氏、根ケ山氏 コーディネーター:田村 |
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閉会挨拶 | 郷治 知道 氏(警察大学校警察政策研究センター 所長) |