社会安全・警察学研究所
開設の主旨

社会の急速な変化にともなって、安全・安心への国民のニーズも多様化し、犯罪・非行に対して社会安全を守る政策課題も複雑化しています。それに取り組むに は、警察だけでなく、政府や地方自治体の関係機関、NPO やボランティアなどの各種団体、そして町内会などのコミュニティにいたるまで、多様な人々が参加し、はばひろい領域で協働することが不可欠です。その取り 組みは、また、社会の多様な価値の調和を図り、正義にかなうものでなければなりません。 安全・安心への取り組みに向けて多様な参加者を適切に結びつけ、正義にかなった、しかも実効的な取り組みを実現するには、広くかつ深い知識に裏付けられた 実践の積み重ねが求められます。 私たちは、大学における学問研究を基盤としつつ、安全・安心へのよりよい取り組みの実現に向けて、多様な参加者を結ぶ協働の基盤づくりをめざします。
研究所のミッション
- 社会安全への取り組みと犯罪防止の核となる警察のあり方についての学問的研究
- 社会安全の担い手の方々の協働の促進
- 社会安全を担う人材育成への貢献
活動内容
- 多分野の研究者による定例研究会
- 警察・自治体などの関係者にも参加いただくワークショップ
- 多様な関係者や市民とはばひろく意見を交換するシンポジウム
- 紀要発行などによる研究成果の発信
活動記録
- 社会安全・警察学研究所 9月所員研究会開催(2024年9月12日)
- 第4回 児童福祉法制研究会開催(2023年2月14日)
- ハンガリーの研究者 社会安全・警察学研究所 調査訪問(2022年11月16日)
- 社会安全・警察学研究所オンラインシンポジウム「性犯罪被害者のために何が必要か、何ができるか(再び)」開催報告(2022年2月26日)
- 社会安全・警察学研究所 オンラインシンポジウム「性犯罪被害者のために何が必要か、何ができるか(再び)」(2022年2月26日開催)
- 社会安全・警察学研究所 シンポジウム「性暴力被害者のために何が必要か、何ができるか」(2020年2月17日)
- 社会安全・警察学研究所の研究が、欧州との社会科学分野における国際共同研究プログラム(ORAプログラム)に採択(2020年9月15日)
- 研究開発プロジェクト「親密圏内事案への警察の介入過程の見える化による多機関連携の推進(2019年2月22日)
- 社会安全・警察学研究所 シンポジウム開催「児童虐待事案への刑事的介入における多機関連携」
- 韓国名門校・韓国国立警察大学と交流協定を締結(2017年6月9日)
- 社会安全・警察学研究所 11月研究会(RISTEXプロジェクト関連)(2016年11月24日)
- 社会安全・警察学研究所 6月研究会(RISTEXプロジェクト関連)(2016年6月23日)
- 社会安全・警察学研究所 5月研究会(RISTEXプロジェクト関連)(2016年5月19日)
- 社会安全・警察学研究所 4月研究会(RISTEXプロジェクト関連)(2016年4月28日)
- 社会安全・警察学研究所 3月研究会(RISTEXプロジェクト関連)(2016年3月29日)
- 社会安全・警察学研究所 2月研究会(RISTEXプロジェクト関連)(2016年2月16日)
- 社会安全・警察学研究所 10月定例研究会「セーフティプロモーションスクール(SPS)の考え方と進め方~大阪教育大学における取組から~」大阪教育大学 藤田 大輔教授(2015年10月22日)
- 警察政策フォーラム:変容する国際テロ情勢への対応 ~「伊勢志摩サミット」に向けて開催(2015年9月18日)
- 社会安全・警察学研究所 9月定例研究会「フランスにおける配偶者間暴力に関して」 フランス国立トゥールーズ第1大学フランソワ・デュー教授(2015年9月16日)
研究所の体制
所長 | 田村 正博 | 社会安全政策・警察行政法 | 法学部 客員教授 |
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研究所員 | 浦中 千佳央 | 警察学 | 法学部 教授 |
岡部 正勝 | 社会安全政策、警察学、 サイバーセキュリティ法政策 |
法学部 教授 | |
岡本 昌子 | 刑法 | 法学部 教授 | |
久保 秀雄 | 法社会学 | 法学部 教授 | |
須賀 博志 | 日本近代法史・憲法 | 法学部 教授 | |
中村 邦義 | 刑法 | 法学部 教授 | |
成田 秀樹 | 刑事訴訟法 | 法学部 教授 | |
服部 達也 | 矯正社会学 | 法学部 特定任用教授 | |
新 恵里 | 被害者学 | 法学部 准教授 | |
増井 敦 | 刑法 | 法学部 准教授 | |
田中 駿登 | 刑事学 | 法学部 助教 |
研究所員の活動
田村 正博所長
- 産経新聞掲載 【大阪拳銃強奪】「『交番のあり方議論する必要も』警察本部長経験者が指摘」で 社会安全・警察学研究所 田村 正博 所長のコメントが掲載(2019年6月16日)
- 毎日新聞朝刊10面 「記者の目」のコーナーで、滋賀県彦根市の交番で勤務中の警察官が射殺された事件について、社会安全・警察学研究所 田村 正博 所長のコメント(2018年6月06日 )
- NHK総合「クローズアップ現代+」テーマ『追い詰められる暴力団 新たな脅威』に社会安全・警察学研究所 田村 正博 所長が出演(2018年5月28日)
- 5月27日に同志社大学で行われた京都犯罪被害者支援センターの設立20周年記念講演会に社会安全・警察学研究所 田村 正博 所長が登壇(2018年5月28日京都新聞朝刊24面掲載)
- 読売テレビ「ytvドキュメント」テーマ『マルキの闇 兵庫県警連続自殺の真相は…』に社会安全・警察学研究所 田村 正博 所長が出演(2018年5月26日)
- 産経新聞掲載「【彦根警察官殺害】『個人の資質、警察組織に問題も』識者指摘 閉鎖的環境に警鐘」で 社会安全・警察学研究所 田村 正博 所長のコメントが掲載(2018年4月12日)
- NHK BS1 「Japanology Plus」に社会安全・警察学研究所 田村 正博 所長が出演
- 朝日新聞掲載 「再審無罪 おとり捜査の代償 下」で社会安全・警察学研究所 田村 正博 所長コメント
- 京都新聞掲載 「『共謀罪』の問うもの」について、社会安全・警察学研究所 田村 正博 所長のコメントが掲載
- 『月刊Journalism』掲載 社会安全・警察学研究所 田村 正博 所長への巻頭インタビュー
浦中 千佳央 教授
服部 達也 教授
- Web「JBpress」博多の不動産管理会社、雇った元受刑者や元暴力団員が辞めずに定着する理由」記事内で法学部 服部 達也 教授のフィールド・リサーチクラスの活動を紹介(2022年10月14日)
- ABCテレビ「newsおかえり」にて法学部 服部 達也ゼミ生が福岡県田川市の更生保護施設「田川ふれ愛義塾」でのフィールドワークの様子を放映(2022年10月06日)
- 西日本新聞朝刊17面 法学部 服部 達也ゼミ生が福岡県田川市の更生保護施設「田川ふれ愛義塾」の入所者らと交流するフィールドワークに参加(2022年10月02日)
- NHK福岡(総合)「The Life 15歳の殺人問われる更生」に法学部 服部 達也 教授が出演(2022年8月12日)
- Web「西日本新聞」福岡商業施設女性刺殺事件の判決について法学部 服部 達也教授のコメント(2022年7月27日)
- 西日本新聞31面 福岡商業施設女性刺殺事件の判決について法学部 服部 達也教授のコメント(2022年7月26日)
- 西日本新聞朝刊21面 6日初公判される2020年福岡市の大型商業施設での刺殺事件に関して法学部 服部 達也教授のコメント(2022年7月05日)
- 朝日新聞朝刊29面 少年の実名報道について法学部 服部 達也教授のコメント(2022年4月12日)
- 中國新聞朝刊27面 改正少年法について法学部 服部 達也教授のコメント(2022年4月05日)
- 関西テレビ 「報道ランナー」に改正少年法について法学部 服部 達也教授のコメント(2022年4月05日)
- YBS山梨「YBSワイドニュース」で、改正少年法「特定少年」について法学部 服部 達也 教授がコメント出演(2022年3月18日)
- 山梨日日新聞朝刊28面カラー 少年事件と報道について法学部 服部 達也 教授のインタビュー掲載(2022年3月05日)
- 東京新聞朝刊21面 少年院の入院者である少年少女の更生について法学部 服部 達也教授のコメント(2022年2月24日)
新 恵里 准教授
- NHK「かんさい熱視線」テーマ『法廷からのメッセージ “京アニ裁判”知られざる遺族の思い』に法学部 新 恵里 准教授が出演(2024年2月2日)
- NHK「かんさい熱視線」テーマ『遺族たちの“その後” 大阪・クリニック放火事件から1年』に法学部 新 恵里 准教授が出演(2022年12月9日)
- 京都新聞 朝刊1面掲載 京アニ事件賠償 法学部 新 恵理 准教授が犯罪被害者支援についてコメント(2019年09月24日)
- 毎日新聞掲載 法学部 新 恵里 准教授に法務省から感謝状が贈呈
- 法学部 新 恵里准教授が「法務大臣賞」を受賞