京都産業大学キャンパスマガジン サギタリウス 2014 Oct. vol.65
世界一、“日本”が伝わるプレゼンへ!
防災を“自分事”にする、きっかけを。
目指すのは、「説得力のある提案」!
伝統の戦いを、スポーツの祭典に!

外務省が推進する日本経済再生KAKEHASHIProjectに参加!世界一、“日本”が伝わるプレゼンへ!
日米の学生の交流を通じ、日本の魅力を世界に伝え、日本経済を再生しようというのがこのプロジェクトの目的です。まず私たちは、6月に本学を訪れた南フロリダ大学の学生と交流し、ディスカッションや茶道体験などを通じて、日本のさまざまな魅力を紹介しました。南フロリダ大学の学生に楽しんでもらうため精一杯準備した結果、交流した学生からは「日本を身近に感じられた」、「日本人の友達が初めてできた」、「また会いたいから絶対日本に戻ってくる」などの嬉しい声が聞けました。来年のアメリカでのプレゼンでは、英語力をさらにアップして「日本の本当の魅力」を世界一面白く、また興味深く伝えたいです。
こちらは交流の様子。
南フロリダ大学の20〜30代の学生23人を、本学のさまざまな学部学年の学生23人が迎えた。メンバーは来年3月にアメリカ各地を訪問し、日本をPRする予定。
「防災・減災活動を立ち上げ、阪神・淡路大震災の体験談集を発行!防災を“自分事”にする、きっかけを。
日本の暮らしは震災の脅威と隣り合わせですが、まだ防災を「自分事」と考えていない人も多いのでは? そんな危機感から、この団体を立ち上げました。まずは中高生に阪神大震災の記憶を伝えるため、『語り継ぐ』という冊子を制作。これは僕の母校の舞子高校環境防災科の学生が代々残している震災体験談をまとめたもので、同世代の文章なら、他の中高生にもより実感を持って伝わるはずと考えています。高校で防災を学んだ僕でさえ、東日本大震災のボランティアに参加するまで、防災はどこか他人事だったので、それを自分事にする難しさは分かります。ですが、一人ひとりが考えることが、防災への第一歩。より多くの人の意識を変えるため、今後も発信していきます。
東北ボランティアバスの様子。
今後は東日本大震災の経験を発信したい、という東北の学生を後押しするため、「東北の学生と関西の学生が交流するイベント」の実施にも挑戦する。
オリックス・バファローズファーム活性化プロジェクトに挑戦し、球場調査を実施!目指すのは、「説得力のある提案」!
オリックス・バファローズが2軍戦を通じて、広く野球ファンを増やすことを目指す「ファーム事業」。球団からの「学生目線から未知の観客ニーズを発見してほしい」という要望に応えた活性化施策を提案するため、まず6月に球場でアンケート調査を行いました。質問シート作成から、2クラスのゼミ生が協力。初めはお互いのアプローチの違いに戸惑いましたが、話し合う度に連携が取れてきて、完成したシートには「SNSの利用」や「応援歌の必要性」など、学生視点の質問が盛り込めました。調査当日は観客の方の温かさにも助けられ、約500人分のデータを収集。現在は、提案の根拠にできるような観客の傾向などを導き出すため、一緒にデータ解析に取り組んでいます。
わかさスタジアムでのファーム戦で、アンケートを収集するゼミ生たち。11月に控えた最終発表では、プロジェクト参加大学10校中で「最も提案力のある提案」を目指す。

体育会会長として、9年ぶりの産龍戦復活に尽力!伝統の戦いを、スポーツの祭典に!
来年の大学創立50周年に向けて、体育会会長として大学を盛り上げたいと思い、伝統の産龍戦復活を呼びかけました。本学の体育会は乗り気なクラブが多かったので、次は龍谷大学側へ打診することに。すると相手も乗り気で、話は予想よりスムーズに進みました。しかし、開催予定の6月はどのクラブも公式戦などで忙しく、日程調整が大変で、調整のため6回ほど龍谷大に足を運ぶことに。4ヶ月ほどの準備の後、ようやく念願の産龍戦開催にこぎつけました。初日は僕自身も選手としてソフトボールの試合に出場し、他の部からの声援に、クラブの域を超えた一体感を感じることができました。今回改めて大切さを実感した「クラブ同士のつながり」を広げながら、産龍戦にさまざまな人を巻き込み、一大イベントにしていきたいです。
産龍戦当日の様子。2日間の最終結果は4勝5敗で龍谷大に敗れたが、参加者からは「楽しかった」「モチベーションが上がった」という声が多く、次回開催へ期待が高まっている。
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