第19回 京都産業大学図書館書評大賞 表彰式開催
2025.02.04
2025年1月15日、図書館1階ナレッジコモンズ(図書館ホール)にて、第19回 京都産業大学図書館書評大賞の表彰式が行われました。

京都産業大学図書館書評大賞は、本学学生の読書の推進、文章表現能力、論理的思考能力の向上を目的に、学部学生が図書(マンガ・雑誌・写真集を除く)を選び、800字以上1,200字以内の書評を執筆して応募するものです。2024年5月20日から7月25日までの募集期間中に寄せられた95作品の中から、図書館書評大賞選考委員会により大賞1人、優秀賞3人、佳作5人が選ばれ、入賞者へは、大平睦美図書館長から賞状と副賞の図書カードが、また協賛の京都産業大学同窓会、丸善雄松堂株式会社、株式会社紀伊國屋書店から記念品が授与されました。


大平図書館長からは、先生方のご協力もあり文系・理系を問わず多くの学部から応募が寄せられたこと、また図書館書評大賞が大学の行事として学生や教職員に定着してきていることへの謝辞が示されました。
今年度の特長として、学びのあり方において学部の垣根が消えつつある中、文学・社会科学・AIといったさまざまな分野から深い考察がされた書評が数多く応募されたこと、その中でも現代社会におけるさまざまな問題において、専門的な知識を持ちながらも一般の読者に分かりやすく伝えようとする作品、読者に新たな視点を提供する作品が多く寄せられたことが紹介されました。
また、単なる本の紹介にとどまらず読者に対して新たな思考を促す力を持っており、知的探求心と想像力を発揮した質の高い作品が目立ったことも特徴としてあげられることが述べられました。
入賞者からは、図書館書評大賞を通じて自身の文章力向上など成長を感じることができた、読書の楽しさを再認識することができたといった感想のほか、次回はより上位の賞を目指すといった意欲が示されました。
入賞者・入選作はこちら
表彰式の模様は、YouTubeチャンネル「KYOTO産大テレビ(仮)」でもご覧いただけます。