2025年度以降の新たな学年暦・授業形態について

2024.07.26

神山キャンパス発、
14週対面授業+90分相当オンデマンド授業で
学びの幅を広げよう!

在学生の皆さんへ

京都産業大学は、2025(令和7)年度から、対面授業と遠隔授業「90分対面授業×14週+90分相当のオンデマンド授業」を組み合わせた新たな学年暦と授業形態を導入します。これにより、従来の15週授業と同じ授業時間を担保した上で、オンデマンド授業を通じて授業の質を向上するとともに、休業期間における教室外の学修を充実させます。
本学はこれまで、教育の不断の検証と改善を進め、建学の精神にかかげる「将来の社会を担って立つ人材の育成」を行ってきました。急速に変化する現代社会においては、デジタル社会やグローバル社会への適応が求められ、教育の質を高めるための転換が必要となっています。このような状況を踏まえ、本学は教育効果を向上させ、さらに学修した内容を留学、ゼミ活動等において体験する機会を確保するために、オンデマンド授業の活用と、休業期間を利用した学修の促進をねらいとして、新しい学年暦と授業形態を導入します。
新しい授業形態は、14週の90分対面授業と、90分相当のオンデマンド授業を組み合わせたものです。オンデマンド授業(90分相当)では、科目ごとの教育効果を考慮し、30分程度の動画を複数回実施するものや、10分程度の短い動画を数多く用いるものなど、多様性と工夫に満ちた授業を実現します(詳細は、以下「新たな学年暦・授業形態について」を参照)。今日の社会では、オンライン会議やオンデマンド研修などの機会は増加しており、本学はICTを活用したオンデマンド授業等の充実を図ります。
また、これからは、教室で学修したことを社会で実践する能力が求められています。新しい学年暦では、休業期間を留学やゼミ活動、そして社会と連携した学習などに効果的に活用することが可能となります。学生の皆さんは、授業で学んだことを実世界で活かし、深い理解と実践的なスキルを身につけることができます。また、就職活動においても、重要性が高まり、実施時期も年々早期化しているインターンシップへの参加も容易になります。
本学は、これからの「デジタル社会とグローバル社会」に対応した新たな教育を展開します。学生の皆さんにおいては、2025(令和7)年度からの新しい学年暦と授業形態を活用し、社会に貢献する優れた人材として、大きく成長していただきたいと願っています。神山キャンパスでの学びの扉は未来へと開かれています。学生、教職員ともども力を合わせて、新しい学びの世界を築きましょう。

2024(令和6)年7月26日
京都産業大学 学長 黒坂 光

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