公開講座 臨地講演②「京都・能楽ゆかりの地をめぐる」を開催しました

2023.12.18

2023年12月9日(土)、臨地講演会「京都・能楽ゆかりの地をめぐる」を開催しました。JR嵯峨嵐山駅をスタートし、渡月橋、蔵王権現(鳥居前)、小督塚、野宮神社、竹林の小径を経て清凉寺を目指す本企画では、随所でギャラリー学芸員の解説を盛り込み、嵯峨野ゆかりの能楽への興味と関心を一層深める機会となりました。
渡月橋
京都と能楽の関りは深く、室町時代に観阿弥・世阿弥親子が今熊野で演じたものが三代将軍・足利義満に認められ、以後絶大な支援を受け発展を遂げました。京都には能楽の演目の舞台となった場所や関連する史跡が多く存在します。今回は嵯峨野の地にスポットを当て、「嵐山」「野宮」「百万」などの演目の世界や歴史に触れながらゆかりの地を散策しました。参加者からは「嵐山の歴史について改めて学ぶことができた」、「能の中にそれぞれの場所の情報がしっかりと取り込まれていることを感じられた」などの声が寄せられました。
蔵王権現(鳥居前)
清凉寺

次回講演会のご案内

京都産業大学ギャラリーでは今年度、全5回の公開講座(臨地講演会・講演会)を実施しています。次回、1月13日(土)と2月3日(土)はキャンパスプラザ京都にて講演会を開催します(12月13日より受付開始、定員になり次第終了)。詳しい情報につきましては、下記Webサイトにてご確認ください。皆さまのご参加をお待ちしております。

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