ギャラリー企画展「京の河川絵図~水とくらし~」京都を流れる鴨川、高瀬川、桂川など近世の河川絵図28点を展示
2023.05.08
京都産業大学ギャラリーは、2023年5月22日から江戸時代を中心とした京都の河川絵図を展示する企画展を開催します。京都を流れる鴨川、高瀬川、桂川など28点の資料よって「京都の人々と河川の関わり」を感じることができる貴重な機会となります。また、関連した講演会(全2回)も開催します。
【本件のポイント】
リリース日:2023-05-08
【本件のポイント】
- 人間は長い歴史の中で水を活用し、自然環境や社会生活を反映して個性的で豊かな水文化を築いてきた。本企画展で展示する近世の河川絵図は、単に風景を描いたものではなく、河川交通、生活用水、水害の発生と治水など、人々の暮らしと河川との関りが見える貴重な資料である。
- 上賀茂神社所蔵の重要文化財「柊原村深泥池村并神社境内絵図」を前期に、「御所御用水路絵図」を後期に展示する。(他にも前期と後期で展示物を一部入れ替え)
- 講演会①では、治水や水害について研究されている佛教大学 植村善博名誉教授が主に伏見宇治川筋絵図について解説。講演会②では京都産業大学 鈴木康久教授が河川絵図の読み解き方を初めて見る方にもわかりやすく説明する。
リリース日:2023-05-08
第27回企画展「京の河川絵図~水とくらし~」(5月22日~7月8日)
開催期間 | 前期:2023年5月22日(月)~6月13日(火) 後期:2023年6月15日(木)~7月8日(土) |
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開催時間 | 10:00~16:30 ※水曜のみ13:00~16:30(入館受付16:00まで) |
休館日 | 日曜・祝日 6月14日(水) ※6月4日(日)、7月2日(日)は開館 |
場所 | 京都産業大学ギャラリー(京都市下京区中堂寺命婦町1-10 むすびわざ館2階) |
入館料 | 無料 |
主催 | 京都産業大学ギャラリー |
協力 | 賀茂別雷神社、京都産業大学図書館、(公財)京都市埋蔵文化財研究所、 臨済宗保水山廣誠院 |
講演会 | 【講演会①】絵図が語る近世宇治川の水害と巨椋池の変遷 講師:植村 善博 氏(佛教大学名誉教授) 開催日時:6月10日(土)13:30~15:00 ※開場13:00 場所:京都産業大学むすびわざ館2階ホール 【講演会②】江戸期の絵図で読み解く「川と暮らし」~鴨川、桂川、宇治川を中心に~ 講師:鈴木 康久 氏(京都産業大学現代社会学部教授) 開催日時:7月2日(日)13:30~15:00 ※開場13:00 場所:京都産業大学むすびわざ館2階ホール ※いずれも要申し込み 各日定員150人(先着順) 詳細はむすびわざ館WEBサイト |
- お問い合わせ先
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内容について:京都産業大学 ギャラリー
〒600-8533 京都市下京区中堂寺命婦町1-10
Tel.075-277-0254
取材について:京都産業大学 広報部
Tel.075-705-1411