第27回企画展「京の河川絵図~水とくらし~」(5月22日~7月8日)

2023.04.19

人は長い歴史の中で水を活用し、水を制し、地域の自然環境や社会生活を反映して個性的で豊かな水文化を築いてきました。近世の河川絵図は単に風景を描いたものではなく、その時代に人が水と関わる中で必要とした情報があらわされています。そこからは河川交通、生活用水、水害の発生と治水など川・水との関わりを通して、人々の暮らしがみえてきます。 
本展覧会では京を流れる鴨川、高瀬川、桂川などの河川絵図を取り上げます。これらの河川は生活を支える一方、時に暴れて氾濫し、京の人々を悩ませてきました。そのような川と人の関わりが絵図に書き込まれた情報からは浮かび上がります。 
展覧会を通して京の水文化の一端を感じていただければ幸いです。

ご来館いただきました皆さまにアンケートをお願いしております。ぜひご感想をお寄せください。

京都産業大学図書館貴重書電子展示室 淀川水系河川絵図デジタルギャラリー から図書館所蔵の河川絵図を閲覧いただけます。

期間 前期:2023年5月22日(月)~6月13日(火)
後期:2023年6月15日(木)~7月8日(土)
休館日 日曜・祝日・6月14日(水)は休館
※但し、6月4日(日)・7月2日(日)は開館
時間 月・火・木~土曜日:10:00~16:30
水曜日:13:00~16:30
(いずれも入館受付は16:00終了)
場所 京都産業大学むすびわざ館2階 ギャラリー
京都市下京区中堂寺命婦町1-10
むすびわざ館へのアクセス
入場料 無料
関連イベント 講演会①「絵図が語る近世宇治川の水害と巨椋池の変遷」
講師:植村 善博 氏(佛教大学名誉教授)
日時:2023年6月10日(土)
13時開場、13時30分開演、15時終了予定
場所:むすびわざ館ホール
定員:150名(事前申込制・先着順)
講演会①の詳細はこちら

講演会②「江戸期の絵図で読み解く「川と暮らし」~鴨川、桂川、宇治川を中心に~」
講師:鈴木 康久 氏(京都産業大学現代社会学部教授)
日時:2023年7月2日(日)
13時00分開場、13時30分開演、15時終了予定
場所:むすびわざ館ホール
定員:150名(事前申込制・先着順)
講演会②の詳細はこちら

・いずれのイベントも申込受付は5月22日(月)11時より開始します。
・講演会はオンラインでも配信します。
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