【京都産業大学×香川県土庄町】現代社会学部 塩谷ゼミが魚食促進に向け絵本「あずきくんとおさかな」を作成

2022.02.08

本学が包括連携協定を締結している香川県小豆郡土庄町が進める域学連携交流事業の一環で、現代社会学部塩谷ゼミ(塩谷芳也准教授・通称ハモプロ)の学生が、子どもたちの魚食の促進を図ることを目的に、絵本「あずきくんとおさかな」を作成し、土庄町の小学校やこども園等に配布しました。
今回の絵本の作成について、土庄町からは、「コロナ渦で域学連携活動が制限される中、新しい視点から特産品のブランディングが可能になりました。『小豆島島鱧』から魚食についての課題を起こし、町のすべての子供たちに知ってもらおうとする取り組みは未来につながる一歩だと考えます。この絵本からさらなる連携・交流活動を期待しています。」とのコメントが届きました。
本学では、土庄町と2015年11月に相互の人的、物的、知的資源を交流、活用することにより、地域社会の発展と人材の育成を図ることを目的とした連携協力に関する包括協定を締結し、同町の振興に資する活動を展開しています。

塩谷先生からのメッセージ

私たちハモプロでは、香川県土庄町、四海漁業協同組合と連携し、土庄町の特産品である「小豆島 島鱧」ブランディング活動に取り組んでいます。
2019年度より主にSNSを用いたブランディング活動に注力して参りました。
そこで今回は、SNSを使用しない幼稚園・小学校のこどもたちにも、「小豆島 島鱧」を知ってもらえるよう絵本を制作する運びとなりました。 魚食文化が衰退傾向にある中で、本作を読むことによって 土庄町の特産品である「小豆島 島鱧」の良さを知るきっかけになればと思います。
また、漁師・漁協といった表に見えづらい多くの人たちが魚に関わっていることを学び、子どもたちが魚に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

また、文字の読めないお子様向けに読み聞かせ動画も作成し、Youtubeにアップしています。

①絵本「あずきくんとおさかな」
②絵本作成チームのみなさん

絵本読み聞かせ「あずきくんとおさかな」

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