2022年1月19日、図書館1階ナレッジコモンズ（図書館ホール）にて、第16回 京都産業大学図書館書評大賞の表彰式が行われました。

書評大賞は、学生の読書の推進、文章表現能力、論理的思考能力の向上を目的に、学部学生が好きな図書（マンガ・雑誌・写真集を除く）を選び、1,600字以上2,000字以内の書評を応募するものです。2年ぶりの開催となった今回は、2021年5月24日から7月26日までの募集期間中に寄せられた118篇（117人）の作品の中から、図書館書評大賞選考委員会により大賞1人、優秀賞3人、佳作5人が選ばれ、西村 佳子 図書館長から賞状と副賞の図書カードが、また協賛の京都産業大学同窓会、丸善雄松堂株式会社、株式会社紀伊國屋書店から記念品が授与されました。

西村図書館長からは、応募された書評を目にすることで、学生の皆さんと対話をしながら読んだことのない本を感じるという貴重な経験をすることができたことへの感謝が述べられました。続いて、入賞者への賛辞とともに、今回応募作品数が大幅に増加したことについて触れられ、できないことがあっても今できることに一生懸命取り組む学生の皆さんの可能性に希望を感じることができたとのメッセージを送られました。

入賞者からは、感じたことを言葉にすることの難しさや自分が評した図書に対して多くの方に関心を寄せてもらいたいといった希望、今後も書評を書き続けていきたいといった決意が語られ、盛況のうちに閉会しました。

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  『Lib．:京都産業大学図書館報』(47巻、増刊号 PDFファイル)