新型コロナウイルス禍における「修学支援金」の給付について

2020.04.28

在学生・保証人の皆さま

2020(令和2)年4月28日
京都産業大学 学長 大城 光正

新型コロナウイルスの感染拡大により、政府より緊急事態宣言が発令され、京都府・京都市においても感染拡大防止に向けた対応(要請)がなされているところです。こうした中、本学においても、本学ホームページおよびPOST(学内Webサイト)等でお伝えしておりますとおり、春学期の授業開始を5月11日に延期するとともに、春学期の全ての授業をオンラインで行うこととしました。また、授業前の新入生のオリエンテーション等についてもオンラインによる対応を始めております。新入生を含む在学生の皆さまが、例年と同様の履修ができるよう、教職員一同、授業開始に向けた準備・対応をしているところです。
一方、在学生ならびに保証人の皆さまにおかれましても、修学を継続するにあたりましては、予想外の様々な困難に直面されておられることと存じます。
これらの状況を踏まえ、新入生を含む本学の大学生および大学院生に以下の「修学支援金」を給付することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

「修学支援金」について
春学期授業をオンラインで実施するにあたり、本学では、学生ごとに現在お持ちの情報機器や環境が異なることから、各自で情報環境の整備(パソコン・タブレットやプリンター等周辺機器の準備ならびにインターネット環境の整備等)をお願いしております。しかし、この新型コロナウイルス禍において、各自で環境を整備していただくには、経済的負担を強いる可能性があることから、経費負担軽減の特別措置として、修学意思のある本学学生および大学院生に対し、1名につき一律50,000円を給付いたします。なお、具体的な給付方法等につきましては、追ってお知らせいたします。

本年度春学期においては、本学キャンパスへ通学し、対面授業を受けていただくことが困難な状況となりましたが、オンラインによる授業においても、学生の皆さんがしっかりと履修できる環境を確保し、例年と変わらない教育を提供してまいる所存です。また、新型コロナウイルス感染症の影響がなくなり、例年どおりの修学ならびに課外活動がスムーズに再開できるよう、キャンパスにおける施設・設備の維持・管理ならびに環境整備にも引き続き努めてまいる次第です。皆さまのご理解とご協力を切にお願いいたします。
学生の皆さんにおかれては、新型コロナウイルスに感染しても軽症で済むことが多く、それが影響して知らぬ間に感染を広げる可能性があることをしっかり認識し、引き続き感染防止(「感染しない」「感染させない」)に努めていただくことを切望します。
末筆となりましたが、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆さまのご健康を心よりお祈り申し上げます。

以上

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