むすびわざ講座 ジョギングコース(社会人対象)開催

2019.12.05

11月9日(土)、30日(土)の2日間、生涯学習「むすびわざ講座」ジョギングコース(初心者対象)を開催しました。本講座はジョギング初心者を対象としたコースで、本学体育会陸上競技部(現代社会学部 健康スポーツ社会学科 助教)小室 輝明 監督が講師となり、陸上競技部の協力のもとスポーツ科学の観点から走行フォームやシューズ選びなどの『長距離を楽に走れるコツ』を伝授し、ハーフ・フルマラソンデビューを目指す方やランニングビギナーを応援するために開催したものです。

自分の身体を科学的に知るための「測定」と、正しいフォームを身に着ける「実技」の2部構成で行われました。

「測定」の時間には、体成分分析装置『InBody』と足圧測定器『Foot Navi』の2種類の機器を用いて、体を構成する基本成分である体内水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪の分析や、足のサイズ、圧力、重力バランスを計測しました。また、測定結果を踏まえて、個別に栄養状態に問題がないか、体がむくんではいないか、重心が偏っていることで歩き方に癖がないかなど、詳細にアドバイスや解説を行いました。
普段の練習メニューやマラソン大会当日に向けたミニ講義も行い、大会前日の食事をはじめ、走る直前のウォーミングアップやストレッチの必要性についてのアドバイスを行いました。

「実技」の時間には、ストレッチを行った後、まずは普段の歩き方を観察し、癖や重心バランスなどを改善するアドバイスを行った上で、正しいフォームで歩くところから練習を行いました。その後、10分間のジョギングと5分間のウォーキングを繰り返して、長距離を走る身体づくりをしました。また、400mトラックを1周、2周、3周と走る距離を徐々に増やし、最後に5周走りながらタイムを測定することで、普段の練習において目標とするタイムを測定しました。他にも、靴からインソールを取り出し、自分の足のサイズに合っているのか、ランニングシューズを選ぶ時のアドバイスなどを行いました。

受講生からは、「短い時間で効率的に効果を上げることができそうだと感じた」、「今までは膝が痛くなることがあったが、痛みを感じることなく走ることができた」、「科学的な視点が加わり、自分のフォームを見直すきっかけとなった」などの感想が寄せられました。

①InBodyで体成分を測定しました
②FootNaviの測定結果を基にスムーズに走る重心移動についてレクチャー
③普段の「歩き方」を観察して癖やフォームの崩れを直します
④楽に着地するフォームを指導
⑤大転子を意識して歩く練習
⑥全員で一斉にジョギングスタート
⑦走るペースやフォームについて指導
⑧2㎞ジョギングにチャレンジ
⑨靴からインソールを取り出して足のサイズに合っているか確認
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