講演会「大嘗宮の建物の特質」を開催しました

2019.11.19

平面図を用いて大嘗宮を解説

11月16日(土)、むすびわざ館ホールにて山岸常人先生(京都大学名誉教授・京都府立大学特任教授)をお招きし、講演会「大嘗宮の建物の特質」を開催しました。

山岸先生は、古代と近世に造営された大嘗宮を『儀式』と『大嘗会儀式具釈』という文献史料を用いて比較され、また平面図を用いて建物の大きさや構造を解説されました。さらに大嘗宮悠紀殿・主基殿の茅葺屋根の材料や葺き方、屋根に設けられる千木(ちぎ)・堅魚木(かつおぎ)の数や構造などを詳しくお話しされ、来場者からは「初めて聞く話ばかりであった」、「大嘗宮に非常に興味が持て、面白かった」などの感想をいただきました。

第19回企画展「大嘗祭」は12月7日(土)まで開催しています。ぜひお立ち寄りください。

講演される山岸先生
熱心に展示を閲覧する来館の皆様
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