生命科学者・歌⼈の功績が評価、タンパク質動態研究所所長・⽣命科学部 永⽥ 和宏 教授が瑞宝中綬章を受章

2019.11.04

京都産業大学タンパク質動態研究所所長・生命科学部の永田和宏 教授が、生命科学者として、また歌人としての功績が評価され、瑞宝中綬章を受章しました。

【永田教授のコメント】
若いころは二兎(生命科学者と歌人)を追い求めることに“うしろめたさ”がありました。しかし、ある時期から二つのことをどちらも一生懸命にやってきたということに関して、自分を肯定できる思いを持てるようになりました。若い人たちにも、簡単に自分で限界を作るのではなく、自分を信じて、好きなことに夢中になってほしいと思います。

プロフィール

京都産業大学生命科学部 教授・同タンパク質動態研究所 所長
理学博士(京都大学)、京都大学名誉教授
専門分野:分子生物学、細胞生物学

経歴

1986 年、アメリカ国立がん研究所客員助教授在任中に、コラーゲンの生成で重要な役割を果たす分子シャペロン「HSP47」を世界で初めて発見。
京都大学胸部疾患研究所(現・ウイルス・再生医科学研究所)教授在任中にも、タンパク質の「品質管理」に関する新規遺伝子を次々と発見し、科学雑誌『サイエンス』等への論文掲載も多数。
2002年、日本細胞生物学会の会長に就任(~ 2005年)。
2010年、京都産業大学総合生命科学部の初代学部長に就任(~ 2013年)。
2016年、タンパク質動態研究所の初代所長に就任し、現在に至る。
また、歌人としても活躍し、2004年より宮中歌会始詠進歌選者を務める。

主な受賞歴

2009年 紫綬褒章受章
2011年 京都市文化功労者表彰
2017年 ハンス・ノイラート賞(The Protein Society, USA)受賞
『永田和宏作品集Ⅰ』で第40 回現代短歌大賞受賞
2019年 瑞宝中綬章受章

著書

  • 『タンパク質の一生』岩波新書(2008)
  • 『細胞の不思議』講談社(2015)
  • 『生命の内と外』新潮社(2017) ほか多数
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