むすびわざ講座 ジョギングコース(小学生対象)開催

2019.09.28

9月21日(土)、28日(土)の2日間、生涯学習「むすびわざ講座」ジョギングコース(小学生対象)を開催しました。本講座は小学生を対象としたコースで、本学体育会陸上競技部(現代社会学部 健康スポーツ社会学科 助教)小室 輝明 監督が講師となり、陸上競技部の協力のもとスポーツ科学の観点から『かけっこのコツ』を伝授し、運動会を直前に控えた小学生の「50m走のスピードアップ」を応援するために開催したものです。

両日とも、自分の身体を科学的に知るための「測定」と、かけっこのコツを伝授する「実技」の2部構成で行われました。

「測定」の時間には、体成分分析装置『InBody』と足圧測定器『Foot Navi』の2種類の機器を用いて、体を構成する基本成分である体内水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪の分析や、足のサイズ、圧力、重力バランスを計測し、測定結果から、個別に栄養状態に問題がないか、体がむくんではいないか、身体はバランスよく発達しているかなど、詳細にアドバイスを行いました。

「実技」の時間には、低いハードルを使用して両足ジャンプし『等間隔で足を上げる』練習や親子で前傾姿勢になり押し合い『踏ん張る力』を引き出す練習、また、走るフォームを改善するため、踵、親指の付け根(母趾球)、小指の付け根(小趾球)の3つの骨を支点としてバランスよく立ち、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチをすべて機能させより速く走れるように、特別な『インソール』の作り方を指導しました。しっかりとフォームや体の使い方を確認したあと、50mのタイムを測定しました。

受講した子供たちや保護者からは、「体内の成分までわかったので食生活で気をつけることができ大変満足」、「足の重心やどのように歩いて走っているかなどわかって靴選びの参考になりました」、「走るごとにタイムが縮まるのがよかったです」「身体の使い方の注意点がわかって非常に勉強になりました」などの感想が寄せられました。

①InBodyで体成分を測定しました
②FootNaviで足圧を測定しました
③陸上競技部員がストレッチを指導しました
④測定結果をもとにアドバイス
⑤親子でしっかりと踏ん張るトレーニング
⑥両足で等間隔にジャンプ
⑦歩幅を等間隔に調整する練習
⑧特別なインソールの作り方をレクチャー
⑨トラックで50m走のタイム測定
PAGE TOP