香川県土庄町で1日キャンパス開校!「京都・土庄 むすびわざ大学」を開催

2019年年6月23日(日)、本学が包括連携協定を締結している香川県小豆郡土庄町と共催で、土庄町総合会館を会場に「京都・土庄 むすびわざ大学」を開催しました。
2017年に第1回を開催し、今回が3回目の開催となる本イベントでは、土庄町と京都産業大学を「むすんで、うみだす」をテーマに、元京都府知事で学長補佐でもある 法学部 山田 啓二 教授による講演会のほか、土庄町でフィールドワークを行っている現代社会学部学生によるゼミ発表や、科学の楽しさを伝える科学体験イベントなどを開催し、約260人が参加しました。
講演会では、法学部 山田啓二 教授が「土庄町の観光を考える」と題し、2045年少子高齢化が更に進み人口が減ってきた時にどうすれば土庄町・小豆島が元気になれるかということを、数々の資料やユーモアを交えながら講演しました。
様々な人が外部から入り、その人たちと話をしたり、その人が地域で買い物をしてくれたり、移住してきたりしてくれることで、小豆島の会話が増え、消費や人が増える。観光というのは人が遊びに来るだけではなく、地域に新しい人が来ることによって元気をうみだすもの、観光は元気の源であるとし、これから土庄町・小豆島は生きていくためには観光というのは単に産業というだけではなくて、元気に暮らせるかどうかの大きな機会ですと言い、土庄町・小豆島にとって観光というものの大切さを説明しました。
また、小豆島がやらなければならないこととして、官民一体となって力合わせてポストをつくること、その上で具体的かつ明確なデザインのビジョンをつくること、小豆島の土地を大胆に変えた政策をうつこととし、知事時代の京都の事例を紹介しながら、具体的な手法を提案しました。
講演会終了後には、現代社会学部 濱野 強ゼミが「みんなで築く新・土庄町」、塩谷芳也ゼミが「小豆島島鱧のブランド化推進:2018年度塩谷ゼミ活動報告」というテーマで、ゼミ活動の発表を行いました。
別会場で開催したサイエンスコミュニケーション研究会サングラスによる幼児・小学生を対象にした科学体験イベントが人気を集めた他、大学の教育、研究、活躍する学生・卒業生等を紹介する大学資料展示も行いました。
本イベントは、土庄町と本学が2015年11月に相互の人的、物的、知的資源を交流、活用することにより、地域社会の発展と人材の育成を図ることを目的とした包括協定を締結し、その連携事業の一環として行ったものです。
山田 教授による講演会
ユーモアを交えながら講演する 山田 教授
現代社会学生によるゼミ発表の様子
科学体験:空気砲で遊ぶ子ども
科学体験:片栗粉と水で固体?液体?
不思議な現象を楽しむ小学生
大学資料展示コーナー
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