学生座談会「ワンキャンパス」のいいところ、教えて下さい!

学生座談会「ワンキャンパス」のいいところ、教えて下さい! 学生座談会「ワンキャンパス」のいいところ、教えて下さい!

参加者 法学部 木村 良幸さん・情報理工学部 五十嵐 晶さん・国際関係学部 一丸 安慈さん・外国語学部 財間 祐太朗さん

「個性」が映えるキャンパスとは

一丸:「ワンキャンパス」のメリットは、やっぱり人との出会いに尽きると思います。「一つのキャンパスに文系・理系10学部、学生15,000人」というのは、自分が高校生の頃に想像していたよりも、はるかに規模が大きくてダイナミックでしたね。

五十嵐:1年次は全学部共通で受ける授業が多いから、必然的に他学部との交流が生まれる。自分の知らない世界を知るって、実はすごくインパクトがあります。

財間:そうそう。特に1年次はそういうインパクトのある出会いの連続で。いろんな学部に知り合いが一気に増える。授業も高校時代とは全然違うよね。

一丸:1年次の高揚感みたいなものは特別ですね。文系の私でも「生命・環境科学の世界」の授業で「花粉症やアレルギーはなぜ起こるのか?」みたいなのは面白い。他学部の人と話していると「え、あなたそれサラッと言ってるけど、すごくない?」みたいな場面が結構あるのが、いろんな人と出会えるワンキャンパスの面白いところかもしれない。

木村:私が「スゴいな」と実感したのは神山祭(学園祭)です。模擬店を出すことになったとき、たまたま各学部の学生がいて。売り方を考えるのが経営学部、出店に関わる取り決めを確認するのが法学部、売り上げから何から計算してくれる理学部と、得意分野で役割分担ができていて、まさに京都産業大学らしいなと思いました。

財間:自然と個性が出るよね。「自分には個性がない」と思っていても、集団の中で動くと自分の役割が明確になって「ああ、自分は意外とまとめるタイプだったのか」とか「あいつ参謀役だったか」とか。面白い。

五十嵐:そういう意味では、京都産業大学の学生が「元気だ」とか「キャラ立ちしてる」とか言われるのは、まさにワンキャンパスの影響なのかも。

「学び」も「施設」も全学生でシェアできる。
法学部 法政策学科 3年次
木村 良幸さん
理系でも英語を強化。学部を越えた学びがある。
情報理工学部 情報理工学科 2年次
五十嵐 晶さん
インパクトのある出会いの連続。
国際関係学部 国際関係学科 2年次
一丸 安慈さん
留学しなくても国際感覚が身に付く。
外国語学部 アジア言語学科 3年次
財間 祐太朗さん

10学部の「いいとこどり」ができる

財間:人との交流という意味では、海外からの留学生と接点が多いのは、明らかにワンキャンパスのメリットでしょう。

木村:一拠点だから、必然的に留学生もここに集まるからね。

財間:そう。私は2年次に留学生をサポートする「バディ制度」に参加していたので、留学生と一緒に週に1~2回は学内でランチを食べて。夏休みには祇園祭に行ったり、淡路島までドライブをしたりしていたよ。

五十嵐:いいですね。楽しそう。

財間:彼らが自分の国に帰ってからもSNSでつながっているから、今も日常的に接している感覚がある。「留学しなくても学内で国際感覚が身に付く」かな。もちろん本格的に留学したい人にとっても、かなり留学しやすい環境が整っていると思うけど。

一丸:留学説明会もよく開かれている印象があるし、留学先の単位が卒業単位に認定されたり、学部独自の留学プログラムがあったり。大学の基本スタンスとして「チャンスがあれば留学に行きなよ!」と常に背中を押されている感覚があります。

五十嵐:私はグローバル・サイエンス・コースという「理系だけど英語もしっかり学べるコース」に登録して学んでいるんだけど、外国語学部じゃなくても、語学のカリキュラムが充実している印象です。

財間:ああ、それもワンキャンパスの効果かも。どの学部の学生も外国語の授業は10言語から選べるでしょう。それもインドネシア語とかレアな言語まで。外国語学部に幅広い専攻があるから、やろうと思えばそういった言語も学べてしまう。

一丸:文系の学生も受けられる天文学や気象予報の科目もあるし、10学部それぞれの専門分野の学びが、全ての学部で享受できるというのは、よく考えるとすごいこと。

五十嵐:理系でも文化学部が専門的にやっているような歴史や美術、芸術の分野が好きな人は多いですしね。

人も設備も全てあるということ

木村:そういう意味では授業とかカリキュラムのソフト面もそうだけど、ハード面のほうがワンキャンパスの魅力は分かりやすいかもしれない。いい施設や設備があれば、全ての学部・学生でシェアできる。

財間:情報理工学部ファブスペースは「まさに」だね。

五十嵐:そうそう。講習さえ受ければどの学生でも利用できます。3Dプリンタ、レーザーカッター、UVプリンタ。あの機器、総額でいくらだろう。いずれにしても個人でそろえられるレベルじゃないですよ。

木村:え、何ができるかさえ分からない……。

五十嵐:何でも作れます。生活用品から電子基板まで。サークルの名札や、オープンキャンパスに来てくれた高校生向けの景品を作った学生もいましたね。私はちゃんと回るメリーゴーラウンドの模型とか。かわいいものを。

木村:施設でいえばコモンズとか図書館のように、人と集まったり、勉強する場所には事欠かないし、学食なんて12もある。

一丸:私は並楽館の「cosmicbakery cafe」が好き。新商品が一番多い店かも。

木村:結局、いつでも大学に来ると知り合いに会えるし、勉強する場所はあるし、食事もできるしで、ずっと大学にいるよね。

五十嵐:そんなふうに過ごせるから、大学への愛着が湧くというのはありますよね。

財間:就職活動をするようになって知ったんだけど、京都産業大学は卒業生同士のつながりが強くて。そんなふうに大学に愛着が持てたり、結束が生まれやすいのも、ワンキャンパスのメリットかなと感じます。

※掲載内容は取材当時のものです。


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学生座談会「クラブ・サークルのいいところ、教えてください」
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