学生座談会「クラブ・サークル」のいいところ、教えて下さい!

学生座談会「クラブ・サークル」のいいところ、教えて下さい! 学生座談会「クラブ・サークル」のいいところ、教えて下さい!

参加者 文化系クラブ「英語研究会(ESS)」所属 南 静愛さん・体育会系クラブ 「ラグビー部」所属 ヴァカラヒ ジェイミー ゴードンさん・体育会系クラブ「馬術部」所属 森田 美菜さん・サークル「京炎そでふれ!咲産華」所属 田口 麻人さん

分厚いチラシを抱えて歩く新歓祭

森田:そもそも私たちが高校生だった頃には「クラブとサークルって何が違うの?」という感覚でしたよね。

ジェイミー:私は高校から日本にいますが、クラブはまさに高校までの部活動に近いですよね。大学の看板を背負って全国大会に出たり、さまざまなサポートもある。伝統的な競技や活動が多くて、練習もほぼ毎日ある。

南:それは体育会系に限らず、私の所属する英語研究会のような文化系も同じ。没頭する感じです。

田口:サークルは規模や内容によって変わるかな。うちはかなり没頭するし自主練習をしている人も多いけど、公式な練習は週3回です。ただクラブとの本質的な違いでいえばサークルは、「これやりたい人、一緒にやろうよ」が基本であること。

南:大規模なものから小規模なものまで、いろいろなサークルがありますよね。

田口:そうそう、私たちのような「よさこい」もあれば、フットサルのサークルは5つくらいあったり……。バラエティ豊かなのが一番の特長かなと。それこそ皆が「好きなこと」の数だけサークルがある感じです。

南:入学式後すぐに開催される新歓祭では、すごい量のチラシをもらえますよね。私はチラシが辞書みたいにぶ厚くなってました。

田口:一つのキャンパスに、皆の「好きなこと」が集まっていると考えると、すごくエネルギッシュですよね。

映画や小説のような大学生活が過ごせる。
法学部 法律学科 4年次
文化系クラブ「英語研究会(ESS)」所属
南 静愛さん
大学を背負って大会に出場できる。
現代社会学部 健康スポーツ社会学科 3年次
体育会系クラブ 「ラグビー部」所属
ヴァカラヒ ジェイミー ゴードンさん
一つのことに4年間、没頭できる。
外国語学部 アジア言語学科 4年次
体育会系クラブ「馬術部」所属
森田 美菜さん
自分だけの「好き」に出会える。
経済学部 経済学科 3年次
サークル「京炎そでふれ!咲産華」所属
田口 麻人さん

ワンキャンパスが強さに直結

森田:京都産業大学のクラブ・サークルは「基本的に強い」ですよね。これはワンキャンパスの成果でもあると感じます。

南:大学に来れば必ず部員がいるし、「次の活動はどうする?」「練習内容をもう少し変えてみない?」という話になりますよね。

田口:うちのサークルも、西日本で一番になることができたんですけど、評価をいただいたのは「世界観」なんですよ。衣装やメイク、大道具を個性ある形にできるのは、やっぱりキャンパスに来てメンバーと相談し続けているからだと思います。

ジェイミー:それこそラグビーはコミュニケーションが強さに直結するスポーツですから。京都産業大学は文武両道で、体育会の部員もしっかりと授業に出ますが、大学でもスポーツの場でもコミュニケーションを続けるメリットは大きいです。今、関西Aリーグで戦えているのも、ワンキャンパスの環境が影響していると感じます。

森田:あとは基本的なことで言えば、京都産業大学のクラブ・サークルのスタンスとして、取り組みや評価がフラットなのが素晴らしいと思います。私は主将を務めましたが、馬術の場合、女子学生が主将を務める大学は実は珍しいんです。

南:私は英語研究会で副部長を務めましたが、確かに大学全体の空気として、公平に一人一人の頑張りを認めてくれる、みたいなところは感じますね。

ジェイミー:あとはコツコツと実直な面があると感じます。京都産業大学ラグビー部の伝統的なスタイルは、少しずつ前進して点につなげるというもの。このスタイルで点を取るたびに、自分たちらしいやり方で結果を出せたなと感じます。

1年次の毎日が忘れられない

田口:あとは仲間ができることが大きいですよね。うちのサークルは200人近いメンバーがいるので、大学に来るとずっと「よっ!」とか「こんにちは!」と教室に着くまでずっと手を振ったりあいさつをしたりしています。

ジェイミー:私も留学生同士のつながりでバスケットボール部の友人や、同じクラブの仲間たちと大学で会えるとうれしいですね。

南:クラブ・サークルに入ると、いわゆる映画や小説に出てきそうな、イメージ通りの大学生活が過ごせますね。いろいろなタイプの友人がいて、講義を受けて、夕方になれば練習して、休みの日には皆で遊びに行って、夏には合宿があって。

田口:私の場合は新しいことに挑戦できたのが大きかったです。「よさこい」は新入生全員が素人ですが、体の動かし方が毎日うまくなっていく。新しい友人が増えて、できることが増えて。1年次のあの加速していく感じは、今も思い出すだけでニヤニヤしちゃいます。

自分で決めるから納得できる

森田:4年間を過ごしてみて、大学生活は時間をどう使うかで充実度がまるで違ってくる印象があります。私は学部の勉強と、馬の世話や練習で1日がすべて埋まってしまうほどでした。すごく忙しかった一方で、「とにかく好きなことに没頭した」という意味では宝物のような日々でした。

ジェイミー:選択肢が次から次に湧き出てくるのが大学生活ですね。4年間クラブ・サークルだけに没頭する人ばかりじゃない。

田口:サークルは複数を掛け持ちする人も多いし、途中で留学に行ったり、ゼミや研究活動が忙しくなったり。人それぞれの大学生活がありますよね。

森田:ただワンキャンパスにはいろいろなメリットがあって、特にクラブ・サークルではコミュニケーションがとりやすいし、自分と違うタイプの仲間が増えて学生生活を楽しめる。新歓祭でいろんなクラブ・サークルを知ってもらいたいですね。

南:いずれにしても「自分で判断する」のは大切。まあ、こちらは一緒に楽しめる仲間を増やしたいから、頑張って勧誘するんですけど。どのクラブ・サークルに入るのか、どんなふうに過ごすのか、自分で判断してこそ納得できる大学生活を過ごせると思います。

※掲載内容は取材当時のものです。


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学生座談会「ワンキャンパスのいいところ、教えてください」
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