ノースカロライナ便り(辰口 香奈さん 3年次)

私は今、アメリカのノースカロライナ大学グリーンズボロー校(The University of North Carolina at Greensboro)に交換留学をしています。ノースカロライナはアメリカの南東部に位置する州で、冬でも比較的温暖な地域です。キャンパスはとても広く、緑に囲まれた過ごしやすい環境で日々過ごしています。

8月から始まった9ヶ月間の留学のうちの4ヶ月が過ぎ、私の留学生活も残り半分となりました。初めの頃はこちらでの生活や授業になれるのに必死で、毎日大変でした。アメリカの食生活の合わなさや寮生活に対するストレスもあり、体調を崩すことも多くありました。私は交換留学で来ているので、語学科目の授業ではなく、学部で開講されている専門科目を現地の学生と並んで受講しています。交換留学に応募できる語学試験の基準はクリアしていたものの、英語で行われる専門科目の授業を受けることについて、自分の英語力でやっていけるのかとても不安でした。毎回予習として膨大な量のリーディングや、多くの中間課題が課され、週末も部屋や図書館で勉強することが多かったです。中間テストと中間課題が2回ずつあったりしたので、常に何かの課題があるような状況でした。特に、私の専攻である国際関係に関する科目の講義は、ライティングがメインの課題となっていたので大変でしたが、グラマーや内容に自信がないときは、講義の担当教授や大学のライティングセンターに頼りながらこなしていました。

10月のFall breakや11月のThanksgiving holiday(感謝祭)では、アメリカ国内旅行に行き、アメリカの有名な観光地を訪れることもできました。私はシカゴとワシントンD.C.に行きました。12月中旬にはFall Semesterのすべての授業と期末テストが終わり、年末年始はNYで過ごしました。普段の生活とは異なる都会な雰囲気のアメリカを感じることができ、とても充実した休暇を過ごすことができました。アメリカの歴史や、州によって異なる文化や英語の訛りがあることも感じられて良かったです。アメリカ留学を考えている方は是非、留学中に国内旅行をして州ごとの異なる雰囲気を感じて欲しいです。 11月中旬には、ボストンで毎年開催されているボストン・キャリアフォーラムにも参加してきました。私の場合は準備不足やリサーチ不足で、あまり多くの企業の説明会や面接に参加することはできませんでしたが、就職活動の第一歩として、より今後の就職活動に意識を向けることができました。

来週(1月中旬)からSpring Semesterが始まります。春からはミールプランを変更して、自炊中心に切り替えるので、生活面でも勉強面でも新たな環境で頑張りたいです。まだまだ寒い日が続いているので、体調に気をつけながら残り4ヶ月間の留学生活を悔いのないよう過ごしたいです。

(2017年1月)

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