060610 2年次・横山友美、2年次・北野江美共訳

2006年6月10日付スアラ・プンバルアン紙より

ジャカルタでジョグジャ・中部ジャワ救援のためのチャリティコンサート開催

6月11日日曜日、ジャカルタ・アンチョールのカルナバルビーチで開かれる、ジョグジャカルタと中部ジャワの地震被災者のためのチャリティコンサートに、百名以上の歌手やタレントが登場する。


このコンサートは、西部インドネシア時間の12時から24時まで繰り広げられる予定だが、コンサートのコーディネーターのダニ氏によると、200以上のトップクラスの歌手、バンド及びタレントがそのコンサートに出場する意向だそうだ。Dewa、Gigi、Sheila on 7などのトップクラスの歌手たちが、次々登場する予定で、「歌手やバンドのグループはそれぞれのヒット曲を演奏します。」と、6月8日木曜日、ジャカルタで、ダニ氏は記者団に語った。有名なアーティストや歌手の他に、多くのタレントもステージに登場し、また、音響と照明についても、既に万全の支援を得ていることも明らかにした。


アンチョ-ル側は地震被災者のために、その日の入園者の入場料の約50%を寄付し、コンサート会場のカルナバルビーチに入るための、1人あたり1万ルピアのチケット代は、そのすべてが、地震被災者に寄付されるということだ。「会場には5万人ほどを収容でき、テレビ会社自身の合意によって、ある特定の時間に11のテレビ局で生中継される予定です。なので、のちにこのチャリティコンサートは共同制作番組になるでしょう。」と述べた。


ダニ氏によると、このようなコンサートは、初めて開催されたわけではなく、去る2004年12月に津波、地震がアチェを襲った時にも、その直後の2005年1月に同様のコンサートが開催され、その時は、約300のアーティストたちが、チャリティコンサートに出演し、40億ルピアを超える金額がアチェ地震被災者に寄付されたという。


元ABThreeのメンバーのルーシー・ラフマワティも、ソロアルバム「Selamanya Padamu(いつもあなたに)」の中からヒット曲を歌う予定で、このコンサート開催を喜び、「出演料はありませんが、私はこのコンサートに参加できることをうれしく思います。これこそ地震被災者の手助けをするために私が歌手としてできる、ぴったりのただ一つの方法だからです。願わくば、このチャリティコンサートで、地震被災者に役立つことができる大きな資金が集められますように。」と話した。


元Warnaのニナ・タマムも、「私の家族も、この自然災害の犠牲になりました。命を落としたわけではありませんが、私の母の家族の家はめちゃめちゃになりました。私も地震被災者の苦しみと悲しみを強く感じました。私たちにできる何かが、彼らの苦しみを緩和する助けになりますように。」ときっぱり言った。


(2006年6月24日、2年次・横山友美、2年次・北野江美共訳)

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