2009年度 入賞者

グッド・トライ賞 1名

経営学部 経営学科 4年次生 宇津木 健

経営学部 経営学科 4年次生 宇津木 健

コメント

 経験することはもちろん、それを表現することもとても大切だと思います。今回、私の経験と表現を評価していただけたことを大変嬉しく思います。これからも誰より自分自身に誇れるよう精進し続けます。

優秀賞 2名

経営学部 経営学科 4年次生 籔本 崇

経営学部 経営学科 4年次生 籔本 崇

コメント

 真剣なサッカーを辞めて目標意識もなく過ごしていた自分がこの挑戦以後、「出会ったすべての人に恩返しができるように成長したい」と振り返って反省することで思えた。このような賞をいただけて光栄です。

法学部 法律学科 4年次生 新井 正志

法学部 法律学科 4年次生 新井 正志

コメント

 学生生活で心残りだったことが今回、賞の受賞というとても大きなモノに変化しました。受賞までの過程を通して、「経験」というものは、いつかは必ず役立つ時が来る!ということを実感することができました。経験は原点でしょう。

総評

 昨年度創設したグッド・トライ部門は、元気で活力に満ちた学生のサポートプログラム、サギタリウス・チャレンジの第5弾です。本部門は、学生諸君が本学在学中に経験した失敗を新たな学びの礎にしてもらおうと創設しました。そして何よりも、京都産業大学生諸君のさらなるチャレンジ精神の高揚を目指して実施しています。

 2回目を迎える今回も個性あふれる失敗経験に出遭うことができました。応募作品のいずれも、「自身が大切にしている失敗経験」、「その失敗から得た自身への教訓」、「失敗した経験を次にどのように生かすか」など、みなさんの成長の契機になり得たであろう大変意義のある内容でした。

 審査にあたっては、本部門の趣旨である「挑戦や失敗から学ぶこと」に重きを置き、応募作品にみられる文章力、プレゼンテーションにおける表現力、何より新たなことに果敢に挑戦するチャレンジ精神を評価の対象としました。
選考の結果、最高位のグッド・トライ賞には、本学ローバースカウト部が主催する24時間100キロハイクに挑戦したものの、惜しくも2年連続の完走には至らなかった失敗経験を熱く表現した作品が選ばれました。卒業後、登山ガイドの職に就く自身の将来を見据えたこの挑戦において、失敗の中で得た人との出遭い、客観的な自己分析、その一つひとつがかけがえのないものとして、これからの成長をさらに手助けしてくれることと思います。

 残念ながら、グッド・トライ賞を受賞できなかった作品も、それぞれに失敗から学ぶ貴重な挑戦であることに変わりはありません。学生諸君がもつ若さの特権は「失敗しても致命傷にならない」(小熊 秀雄)ことです。みなさんには引き続き、何事にも挑戦する姿勢を忘れず、新たな一歩を踏み出す勇気を常にもってもらいたいと思います。

 サギタリウス・チャレンジは、様々なことに挑戦する学生を応援するプログラムです。京都産業大学は、これからも学生諸君に勇気を与え、みなさんの成長を温かく見守り、応援していきます。

グッド・トライ部門審査員長
京都産業大学学長
坂井 東洋男

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