2010年度 採用企画

京産発!京野菜の廃棄ゼロ市

代表者 入江 紗希(経営学部・3年次生)奨励金:300,000円

 規格外となり廃棄されてしまう「変形野菜」の存在を知ってもらい、その削減を図るとともに、地元の特産物である京野菜への興味・関心を高めることが目的です。北区の農家を中心に変形野菜を仕入れ、10月〜11月にかけて学生、近隣住民を対象に上賀茂神社前で販売。社会貢献とビジネスの融合をめざします。

ふーどまいれーじ 〜食べて育ててエコ意識〜

代表者 s井 美佳(経営学部・3年次生) 奨励金:121,000円

 環境保全の意識を持ってもらうために、フードマイレージの視点から、地元の野菜を使用したクッキーと野菜栽培キットを神山祭で販売します。実際に野菜を栽培する機会を提案することで、より深く環境保全について考えてもらうきっかけ作りを目的としています。

※フードマイレージとは
食品輸送距離のこと。地元野菜を使用することで、輸送距離が短くなり、二酸化炭素の排出量を削減。フードマイレージが環境保全につながると同時に、地域で生産された農作物を地域で消費するという、「地産地消」の言葉の意味を広く知ってもらう目的もある。

京産検定

代表者 谷口 博紀(経営学部・2年次生) 奨励金:500,000円

 学生の愛校心の向上をめざし、京産大生を対象とした京産検定を実施します。大学の過去の資料や卒業生の方々からの情報などをもとに歴史、伝統、大学周辺の情報、学内の4つのジャンルに分けた冊子を作成し、それを検定用のテキストとして配布。800人限定で受験者を募集し、上位50名には図書カードが贈呈されます。

結果報告会

結果報告会

 2月17日図書館ホールにおいて、2010年度 サギタリウス・チャレンジ「チャレンジ部門」に採択された3団体が活動を終えての結果報告会を行った。
 はじめに、川北 靖之学生部長の開会の挨拶があり、「京産発!京野菜の廃棄ゼロ市」(経営学部・3年次生)、「京産検定」(経営学部・3年次生)、「ふーどまいれーじ〜食べて育ててエコ意識〜」(経営学部・2年次生)の3団体が順に発表した。それぞれの団体が企画からの経緯、実際の活動や収支報告、活動を終えての感想などを報告した。
 総評では藤岡 一郎学長が「お互いが協力し、長い時間をかけて課題をやり遂げたことは大変すばらしい。それぞれで成長できた点があると思うが、あえて苦言を呈するとすれば、Face to faceを大切にしてほしい。電話やメールで済ませるのではなく、顔を突き合わせて話すことで、より相手に真剣さが伝わるものだ」と語り、会場の学生らは学長の言葉に聞き入った。

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