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平成25年度 第3回全学FD/SD研修会(障がい学生支援に関するFD/SD)開催
2月19日(水)、教育支援研究開発センター、ボランティアセンター、学生相談室による共催で、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(通称:障害者差別解消法)の施行を見据えて、とりわけ障害のある学生への「合理的配慮」のあり方の検討に向けた教職員の意識形成を行うことを目的とし、第3回全学FD/SD研修会を開催した。今回は、学外公開型研修会とし、遠方から障がい学生支援に携わる大学教職員の他、留学生や盲学校の生徒等も参加し、学内外あわせて108名の参加があった。
第1部の講演では、文部科学省の「障がいのある学生の修学支援に関する検討会」の委員である全国障害学生支援センター代表の殿岡 翼氏を講師に迎え、「障害者差別解消法」の試行を見据えて高等教育機関が取り組むべき課題について、京都産業大学における障がい学生支援の現状を踏まえながらお話しいただいた。
引き続き、第2部では、「障がい学生自らが語る『学生生活』」と題した公開座談会を行った。本学で学ぶ障害のある学生3名より、「通学・授業・課外活動・キャンパス等学生生活全般に関すること」や「高校までとの違い」、「卒業後の展望」について、日々考えていることや直面している課題、大学に求める支援等について率直に語ってもらった。
参加者からは、「在学生からの生の声が聞けて非常に勉強になった」、「学生は大学に『支援を受けに』来ているのではなく『学びに』来ている。授業のあり方、やり方をもう一度考え直すよいきっかけになった」等の意見が寄せられた。
研修会終了後には、オプション企画として、本学ボランティアセンターの見学会を行い、施設や本学の支援活動の様子を紹介した。
今回の研修会で参加者から寄せられた質問、意見内容については、後日『CERADES News』(教育支援研究開発センターニュース)に回答を取りまとめ、参加者へ配布する他、本学ホームページを通じてフィードバックする予定である。
日時 | 平成26年2月19日(水)10:00〜12:15 ※手話通訳、パソコンによる文字通訳あり |
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10:00〜10:05 | (5分) | 2.開会挨拶 大城光正副学長・教育支援研究開発センター長・ボランティアセンター長 |
10:05〜10:10 | (5分) | 2.本学における障がい学生支援の現状と本研修会のねらい ボランティアセンター事務室 安田 真之 |
10:10〜11:00 | (50分) | 3.講演 ・講演者:殿岡 翼 氏(全国障害学生支援センター 代表) ・テーマ:今、大学が求められていること ―障害者差別解消法施行を見据えて |
11:00〜11:10 | (10分) | 4.休憩 |
11:10〜12:10 | (60分) | 5.公開座談会 ・テーマ:障がい学生自らが語る「学生生活」 ・登壇者: 辻 悠佳さん(法学部3年次) 寺西 修二さん(理学部1年次) 西村 柊斗さん(外国語学部4年次) コメンテータ:殿岡 翼氏(全国障害学生支援センター代表) ・司会: 佐藤 賢一 教育支援研究開発センター副センター長 |
12:10〜12:15 | (5分) | 6.閉会挨拶 川北靖之学生部長 |
場所 | 図書館ホール | |
対象 | 本学教職員(非常勤講師を含む)、本学学生、その他他大学教職員等 | |
主催 | 教育支援研究開発センター、ボランティアセンター、学生相談室 | |
参加者 | 108名(内訳:教員30名、職員33名、学生7名、学外38名) |
殿岡氏による講演
学内外から108名の参加があった在学生と殿岡氏による公開座談会
高校と大学の違い等、本音が語られた
ボランティアセンター職員による見学会
- お問合せ
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京都産業大学 学長室(教育支援研究開発担当)
E-mail:kyoiku-shien-center@star.kyoto-su.ac.jp
Tel.075-705-1729