【情報理工学部・先端情報学研究科】平井研究室がIoTビジネスコンテストWINK2024に出場して特別賞受賞!

2024年12月12日(木)に開催されたIoTビジネスコンテストWINK2024の最終審査にて、情報理工学部 平井研究室のメンバー(平井 重行教授、先端情報学研究科 博士前期課程1年次 金 宏俊さん、情報理工学部 4年次 和田 丈一郎さん・上原 悠暉さん)によるIoTビジネスアイデアが特別賞を受賞しました。

IoTビジネスコンテストWINK2024

WINK(The Workshop contest of IoT for Next innovation in Kansai)は、組込みシステム産業振興機構が毎年開催する、関西発のIoTを活用した新しいサービス創出を目指したビジネスコンテストです。今回のWINK2024では、SDGs(社会課題)や、うめきた2期開発(グラングリーン大阪)、2025年関西・大阪万博開催を踏まえて設定された4つのテーマいずれかに関するIoTビジネス・サービスを募集する形で開催されました。

募集期間(6月〜8月上旬)に多数応募があった中から書類審査(1次選考)を経て選ばれた8チームは「システム×デザイン思考」によるワークショップ受講、そしてアドバイザの方々からビジネスアイデアやプレゼン資料へのアドバイスをもらいつつ、12月12日(木)の最終選考で審査を受け、その中から受賞チームが決まるというものです。最終審査は大阪京橋にある施設QUINTBRIDGEにて行われました。

平井研究室の研究プロジェクト

平井研究室は、取り組んできた研究プロジェクトを元にして、これまでもIoTコンテストやモノづくりコンテストなどに応募して何度も最終選考に残ったり、受賞をしたりしています。今回のWINK2024では「床面センシングによる洗面台前の行動認識」の研究プロジェクトで行ってきた「圧力センシング&AIの技術」をベースに、高齢者見守りサービスとアプリ展開サービスを組み合わせたビジネスアイデア「人と行動を認識するIoTバスマットとその応用」で応募、最終審査のプレゼンを行いました。審査の場では、アプリサービスの部分などのビジネスプラン(売り上げ計画等)が練り切れていない状況で発表が行われましたが、高齢者見守り場面に対する洞察や、IoTバスマットを構成する技術研究(センシング技術およびAIによる認識技術)とその性能、そしてスマートフォンやAIスピーカーなどとの連携による応用可能性についてしっかりと言及し、実現可能性をアピールした結果、見事、特別賞を受賞しました。審査員の方からは、IoTの今後の可能性を示唆するアイデアと技術であったことが評価された旨のコメントが得られています。当日のプレゼンは平井教授が、プレゼン中のシステム・ライブデモのサポートを平井研究室の学生たちが行いました。
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