京都産業大学×啓林館「わくわく学習教室」を開催!

ガイダンスの様子

3月1日(土)に本学の理系3学部と新興出版社啓林館(教科書出版社)が連携し、小学生を対象とした「わくわく学習教室」を開催いたしました。
本イベントは、算数・理科の楽しさ・不思議さ・有用性を実感していただける学習・体験教室で、新興出版社啓林館が2013年より大阪本社で行っている地域貢献事業の一つです。

当日は、低学年クラス(小学1年生~3年生)と高学年クラス(高学4年生~6年生)に別れてプログラムを実施、合計約150人が来場し、たくさんの子どもたちでキャンパスがにぎわいました。

実施内容

低学年クラス

  • 「数字で遊ぼう!算数を楽しもう!-笑う数(かず)には春きたる-」
     講師:一般社団法人 教育ICT政策支援機構 村上 元良
    特別研究員

私たちの生活の中にある「数字」に注目し、数字を比べたり、数字を計ったり、身体を動かしながら、みんなで数字について考えました。参加者からは親子で参加することができ、和やかな雰囲気で楽しめたとの感想が寄せられました。
講義の様子
集団ゲームの様子
  • 「科学の不思議にふれてみよう!」
     講師:京都産業大学 生命科学部 木村 成介
    教授
        京都産業大学・学生プロジェクトチームサイエンスコミュニケーション研究会「サングラス」

スライム作り体験、人工いくら作り体験、空気砲遊びの3つの体験を行いました。自分の好きな色のスライムやいくらを作れて、楽しそうな声がたくさん聞こえました。参加者からは大人も子どももたくさんの不思議を体験することができたとの感想が寄せられました。
空気砲遊び
イクラ作り体験の準備をするサングラス学生

高学年クラス

  • 「フレクサゴンを作ろう!」
    講師:京都産業大学 理学部 牛瀧 文宏
    教授、理学部長

前半では、身近にある正六角形について学びました。後半では、正三角形を組み合わせたキットを使い、折ったり、糊で貼ったりして、正六角形のフレクサゴンを3種類作りました。フレクサゴンは、回転させると異なる面が現れる仕組みを持つものです。参加者は、全ての面を揃えることに成功すると歓声を上げ、自作のフレクサゴンで熱中して遊んでいました。また、ただの工作ではなく、作る過程で数学的な考え方が含まれていることも理解できました。
講義の様子
フレクサゴン作り体験
  • 「宇宙を探る:神山天文台の秘密」
     講師:京都産業大学 理学部 河北 秀世
    教授、神山天文台長

私立大学では国内最大となる「荒木望遠鏡」(口径1.3m反射望遠鏡)の見学と光の性質に関する実験を体験しました。参加者は荒木望遠鏡の大きさに驚いたり、水素やヘリウムに高電圧を与えて光らせると見える色が変化することに不思議そうな様子でした。参加者からは、「光や星をテーマにしたイベントを開催して欲しい」や「今度は夜に行ってみたい」との感想が寄せられました。
光の性質に関する実験の説明
荒木望遠鏡の見学
  • 「錯覚で体験する視ること聴くことの不思議」
     講師:京都産業大学 情報理工学部 伊藤 浩之
    教授
普段私たちが何気なく、見ている「物」や聴いている周囲の「音」について、錯視(だまし絵)や錯聴(空耳)の教材を使い、不思議体験を行いました。3D眼鏡体験がとても好評で3D眼鏡をかけて、色や形が変わる度に、感動した様子や不思議そうな様子がありました。参加者からは錯覚だけでいろんな物があることが印象に残ったとの感想が寄せられました。
講義の様子
錯覚体験
社会連携センターでは、今後も小学生や中学生、地域の方を対象としたイベントを実施いたします。詳細は、本学Webサイトにてお知らせいたします。
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