ビジネスプランコンテスト2024開催!~学生自身による新たな価値(ビジネス)の創造に皆様の応援を~

2025.03.07

2025(令和7)年2月20日(木)本学Innovation HUB(4号館)において、起業を目指す学生のビジネスプランを企業目線で審査する「京都産業大学ビジネスプランコンテスト2024」が開催されました。
今、社会は、急速な技術革新や国際・経済情勢、そして日常の習慣にまで及ぶ変革の渦の中で、これまでの常識が通用しなくなっている状況があります。そんな時代だからこそ、アントレプレナーシップ(起業家精神)を有するチャレンジ精神旺盛な学生の育成は、まさしく本学の建学の精神「将来を担って立つ人材の育成」を体現するものとなります。

オープニング
学長挨拶
 審査は、
5つの評価基準
①「アイデアの着眼点(独創性)」
②「実現可能性」
③「市場分析・妥当性」
④「収益性・持続可能性」
⑤「起業家としての熱量力量(失敗したときのプランB)」)

で厳正に行われ、優秀なプランには支援金《最優秀賞50万円・優秀賞30万円・特別賞5万円)を贈呈します。また、協賛企業として、ソフトバンク株式会社・京都中央信用金庫・京都産業大学同窓会の皆様から別途総額72万円の協賛企業賞も贈られることから「総額157万円の支援金」で学生の夢とチャレンジを応援します。今年度は11組の応募の中から最終選考に6組が到達しました。それぞれ持ち時間10分のプレゼンテーションに全てをかけます。

プレゼンテーション ~ほとばしる情熱~

学生たちはこれまで、「ワンキャンパス」の環境の中で、学部の壁を越えて、1年間を通してチャレンジを続けてきました。アントレプレナーシップ(起業家精神)を身に付けるため、アントレプレナーシップ科目講義のほか、演習や海外渡航プログラム・実際に活躍する起業家卒業生に触れる機会などを経たうえ、プランのプレゼンテーション機会(ピッチイベントやアイデアコンテスト、外部のイベントなど)を重ねて、この日を迎えました。ただの思いつきではない細部までブラッシュアップされたプランが目白押しです。
これまでの道のり
チャレンジの連続
 各プレゼンテーションでは、学生たちは、10分間の持ち時間一杯を使い、自分たちの考えたプランコンセプト、それを実現する手法、その財務計画や制度・法的分野の検討、そして第一案が難しい場合の代替B案、事業撤退判断の基準などについて、事業対象のリサーチ結果、先行事例の取材調査、弁護士等専門家への根拠確認、行政等との調整経過などを踏まえ、真剣な事業計画を説明しきりました。どれも甲乙つけがたい選考に苦慮するものです。
新たなフライドポテトビジネスを提案
経営学部2年次生 更屋 大時さん
 
企業の未来へ”休憩活用”ビジネスを提案
経営学部3年次生 加藤 大智さん、熊井 千紘さん
子供の夢を育む地域教育ビジネスを提案
文化学部1年次生 吉村 福太郎さん
障がい者の就労改善ビジネスを提案
経済学部3年次生 熊田 祐介さん
外国語学部3年次生 瀧野 真緒里さん
新たな就活マッチングビジネスを提案
現代社会学部1年次生 御前 星真さん
屋台を活用した町おこしビジネスを提案
情報理工学部3年次生 岩田 快道さん、武藤 太央さん
 各プレゼンテーションの後には、各10分間の質問タイムが設けられ、審査員から厳しい質問が飛びましたが、慌てることなく課題も認めながら真摯に答えていました。
厳しい質問をする審査員

審査結果発表 ~学びから実践へ~

最優秀賞50万円・京都中央信用金庫賞30万円・京都産業大学同窓会賞12万円
最優秀賞50万円は、“すべての人に「あたりまえ」を”と「障がい者の就労改善ビジネス」を提案した経済学部3年次生 熊田裕介さんと外国語学部3年次生 瀧野真緒里さんに贈られました。またお二人は、京都中央信用金庫賞30万円、京都産業大学同窓会賞12万円の協賛企業賞も受賞しトリプル受賞となりました。制度をよく研究し、まだまだ未開拓な分野に精力的に挑み、福祉事業者等との契約直前にまで具体化を進めていることが評価されました。
最優秀賞50万円
京都中央信用金庫賞30万円
京都産業大学同窓会賞12万円
優秀賞30万円・SoftBank賞30万円
優秀賞30万円は、アプリを活用し就活学生と企業を結び付ける「新たな就活マッチングビジネス」を提案した現代社会学部1年次生 御前星真さんに決定しました。御前さんは、協賛企業賞SoftBank賞30万円もあわせて受賞しました。現在の就活事情においてニーズのある分野で、プラン完成度が高くアプリ開発・学生登録者確保策・企業へのアプローチもしており、実現度の高いプランとして評価されました。
優秀賞30万円
ソフトバンク賞30万円
特別賞5万円
特別賞5万円は、屋台をツールとして出展支援や営業支援を行う「屋台を活用した町おこしビジネス」を提案した情報理工学部3年次生の岩田快道さんと武藤太央さんに送られました。屋台を自ら安価で製作し営業許可を取得して実際に営業しており、楽しさとノウハウをビジネスにつなげていく可能性が評価されました。
特別賞5万円
自作した屋台

卒業生の皆様のご支援を ~神山ネットワークで~

ビジネスプランコンテストに参加した学生は、真剣に事業化による社会貢献・夢の実現を考えています。参加した学生間でのコラボレーションも生まれそうな熱意が溢れていました。受賞者以外の学生のプランも可能性を秘めています。

若い夢に共感していただけた卒業生の皆様、是非ご支援をお願いいたします。
協賛企業へのご参加、事業コラボレーション、ノウハウのご教示など、道を切り開いてこられた先輩方のお力を神山に結集していただくことができましたら、学生たちは、神山スピリットは、更に輝くことができます。
ご関心のある方は、本学イノベーションセンターまでご連絡ください。 よろしくお願いいたします。

ビジコン2024集合写真

連絡先

京都産業大学 社会連携推進機構 イノベーションセンター
〒603-8555京都市北区上賀茂本山 10号館4F
Tel.075-705-1450
E-mail:innov-center-office@star.kyoto-su.ac.jp

2026年4月 新学部相当「アントレプレナーシップ学環※」始動!

 ※仮称・設置構想中-学環名等は変更になる場合があります。
一拠点総合大学の特長を生かし、経営学部・法学部・現代社会学部の教育資源を結集して、新学部に相当する「アントレプレナーシップ学環」を新設。分野横断の新しい大学教育のカタチです。社会・未来を探究し、事業創造に没頭する4年間の学びで、「起業家」的な精神=アントレプレナーシップを磨き、ビジネス構想・実現力を獲得していきます。「起業」だけでない進路も魅力です。

お問い合わせ先

学環設置準備室
Tel.075-705-2953(学長室内)
E-mail:epgakkan-jim@star.kyoto-su.ac.jp

入学センター
Tel.075-705-1437
E-mail:info-adm@star.kyoto-su.ac.jp

神山の絆について

「神山の絆」は、卒業生と本学との絆を一層強固にする一環として卒業生向けに発信しているコンテンツです。母校、京都産業大学がより身近なものになればと願っています。
これからも、WebサイトやFacebook等を通じて、京都産業大学と卒業生の皆さまとの“絆”をむすぶコンテンツとして、在学生・卒業生の活躍や本学の教育・研究成果などの学内のホットなニュースを随時お届けします。

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