2024年7月6日（土）・7日（日）に開催されたものづくり展示会「TechSeeker Collection 2024」にて、京都産業大学情報理工学部3年次の 岩田 快道さんと同学部2年次の小西 崇太さんを含む合同チーム「mirAI書店（みらいしょてん）」が開発した作品「読書感情文」が、ASCII STARTUP賞を受賞しました。

本作品は、2024年6月8日（土）・9日（日）に開催されたものづくりイベント「TechSeeker Hackathon 2024」で合同チーム「mirAI書店」が開発した、心拍と表情の情報を元に「読書感想文」を自動生成できるデバイスです。

「TechSeeker Hackathon 2024」は、テクノロジー関連のイノベーションを楽しみながら創出するために、同じ目的意識を持つ方が集まって、電子工作技術や、プログラミング技術などを活用して約１カ月間で集中的に開発を行うことを主旨としたイベントで、今年は「子どもの生活をハックしよう」をテーマに、参加者が遊び、学び、未来社会について考え開発した作品を発表しました。

「読書感情文」は、夏休みの宿題の強敵、読書感想文を心拍と表情の情報を元に自動生成するデバイスです。読書中の感情を読み取り、感想文チックに「感情文」を生成します。子どもの読書感想文が生成AIによって蝕まれる未来に対して、いっそ読書中のリアルな感情を読み取って、感想文を作ってしまおうというアイデアから生まれました。AIと共存する未来のひとつの可能性を込めた作品です。読書体験をより豊かにし、自分の感情をより深く理解できるようにします。

• 岩田 快道（情報理工学部3年次）
• 小西 崇太（情報理工学部2年次）

チームで制作する楽しさと他の人からたくさんの知見が得られて満足しています。体験された方で子どもに負けないくらい大人が盛り上がっていたのが印象に残っています。

初めてのハッカソンで不安でしたが、チームメイトから多様な技術を学んで、最終的に形にすることができ、当日の展示では子供が楽しそうに体験していたので非常に満足しています。

• 「読書感情文」プロジェクトリンク
• TechSeeker Hackathon 2024
• TechSeeker Collection 2024