2024(令和6)年度 第3回全学FD/SD研修会を開催しました
2024.10.03
9月17日(火)、2024(令和6)年度第3回全学FD/SD研修会を開催しました。
京都産業大学では、学修者本位の教育の実現を目指し、様々な取り組みを行っています。
第3回は、「学生の学びを促進する授業設計」をテーマとして、芝浦工業大学学長補佐/教育イノベーション推進センター長の榊原 暢久先生を講師にお招きしました。
大学が提供する授業は、さまざまな形態で実施されていますが、どのような授業科目においても、「学修者本位の教育」の実現には、授業設計が起点となります。本研修会では、授業運営方法や授業手法等の授業設計の実践をご紹介いただくことで、本学の教員・職員が協働して、今後の授業運営やシラバス作成の改善を推進する一助とすることを目的に開催しました。
京都産業大学では、学修者本位の教育の実現を目指し、様々な取り組みを行っています。
第3回は、「学生の学びを促進する授業設計」をテーマとして、芝浦工業大学学長補佐/教育イノベーション推進センター長の榊原 暢久先生を講師にお招きしました。
大学が提供する授業は、さまざまな形態で実施されていますが、どのような授業科目においても、「学修者本位の教育」の実現には、授業設計が起点となります。本研修会では、授業運営方法や授業手法等の授業設計の実践をご紹介いただくことで、本学の教員・職員が協働して、今後の授業運営やシラバス作成の改善を推進する一助とすることを目的に開催しました。

研修会では、黒坂 光 学長からの開会挨拶ののち、榊原先生からご講演いただきました。まずは授業を成立させる4つの要素である「科目内容に関する知識」、「授業の設計」、「授業の運営」、「学生とのコミュニケーション」やInstructional Designの目的、評価方法の種類について、ご説明いただきました。また、教員であればシラバス、職員であれば職員研修や説明会などの資料を持参し、授業や研修・説明会等の到達目標と評価方法が対応しているかなど、授業設計ワークシートを用いたグループワークが行われました。ご講演の後半は「90/20/8の法則」として、人間の集中力の持続時間、短期記憶の保持時間、学生に参画させる時間間隔などについてもご説明いただきました。
当日は、対面で34人(他オンデマンド配信も予定)が参加しました。参加者からは、「時間配分や形式など活用してみたいものがたくさんあった」「人間の集中力や理解度に関するお話について、所属で実施している研修会や普段のコミュニケーション時に参考になる内容だと感じた」「自分の授業を見直す機会になり、シラバスの不備に気付いた。より良いデザインに繋げていけると思った。」「授業に限らず、説明会等の業務にも応用がきく内容であった」といった声が聞かれました。
教育支援研究開発センターでは、今後も本学教職員の教育の質保証への知識向上の一助となるよう、継続して研修を企画していきます。

