2024(令和6)年度 第2回全学FD/SD研修会を開催しました
2024.09.26
京都産業大学では、学修者本位の教育の実現を目指し、さまざまな取り組みを行っています。
このたび、「BYODを活用した授業事例」をテーマとして、専門分野を越えて共有、それを通じて教育改善及び学生の主体的な学修を支援することを目的に研修会を開催しました。

今回の研修会のテーマは、2024(令和6)年度4月に新たに発足した京都産業大学教育支援研究開発センター企画委員会が初めて企画したものであり、委員会メンバーが全学のBYODを活用した授業事例を情報収集し、BYODを積極的に取り入れている理学部 西道 啓博准教授、文化学部 田中 里奈准教授を講師として選定しました。
研修会では、黒坂 光学長からの開会挨拶の後、教育支援研究開発センター企画委員会白鳥 秀卓委員長(教育支援研究開発センター副センター長)より、本研修会の企画の趣旨について説明がありました。その後、それぞれの先生から、授業内で使用しているオンラインツールを実演しながら講演していただきました。
まずは、西道先生より、オンラインツールMiroの座学授業における活用実践例について紹介していただきました。次に、田中先生より、学習支援システムmoodleの多様な活用実践事例を共有いただきました。加えて、非公開のGoogle Mapの活用についても紹介していただきました。今後の授業運営、教育改善に非常に有益な内容を共有いただきました。
最後は、吉田 裕之教育支援研究開発センター長からの挨拶とともに閉会となりました。
当日は、対面・オンライン等で57名が参加しました(これに加えてオンデマンド視聴者多数)。参加者からは「Miroが授業でも使えるとよいなと考えており、具体的な機能を知ることができとても有益だった」、「Moodleの機能を最低限しか使っていなかったので、グループ機能などこの秋学期から使ってみたいと思った」等の声がきかれ、満足度の高さがうかがえました。
教育支援研究開発センターでは、今後も本学教職員の教育の質保証への知識向上の一助となるよう、継続して研修を企画していきます。

