2024(令和6)年度 第1回全学FD/SD研修会を開催しました

2024.09.20

5月28日(火)、2024(令和6)年度第1回全学FD/SD研修会を開催しました。
京都産業大学では、学修者本位の教育の実現を目指し、さまざまな取り組みを行っています。
第1回は、「DX と大学教育-アフターコロナ時代の在り方-」をテーマとして、大阪大学全学教育推進機構教育学習支援部教授の村上 正行先生を講師にお招きしました。

本研修会では、DXの背景や今後の時代における重要性、大阪大学における実際の導入事例等を解説いただくことで、本学でのDXに対する知識向上と今後の取り組みを進めるための一助とすることを目的に開催しました。

研修会では、小林 満 副学長からの開会挨拶ののち、村上先生からご講演いただきました。
まずは大学における教学マネジメントと教育DXについて、DXの重要ポイント、大阪大学での体制の紹介、教学マネジメント指針等の政策動向と学修成果の可視化に関する大学の現状をご説明いただきました。そこから、大阪大学におけるオンラインを使った授業に関する説明、学生からの評価や現状、これからの時代に避けることのできない生成AIと授業との関係性にも言及いただきました。最後に、教学IRを含めた大学運営面でのDXについて、大阪大学での取り組みも交えながらご紹介いただきました。
当日は、対面・オンライン等で86人(他オンデマンド配信も予定)が参加しました。参加者からは、「大学DXを進めるうえで、教職員みなで協力し学生へより良い学びの場を提供できるように進めていく必要があると感じた」「DXを推進する上で,ターゲットとする対象に合わせてミクロな視点からマクロな視点までそれぞれの目標を立てて実行に移すべきだと感じた」「オンライン講義やオンデマンド講義の利点を活用しながら、学生間、学生教員間のつながりをどううまく作るか、という視点をこれからも考えていきたい」といった声が聞かれました。
教育支援研究開発センターでは、今後も本学教職員の教育の質保証への知識向上の一助となるよう、継続して研修を企画していきます。

村上先生の講演
活発な質疑応答
PAGE TOP