オリックス・バファローズ平野 佳寿選手が、2023(令和5)年度「サギタリウス基金」卒業生顕彰「荒木俊馬賞」に選ばれました。

2024.02.02

2024(令和6)年1月20日(土)に、本学硬式野球部OB・OG会主催の「オリックス・バファローズ平野 佳寿投手の名球会入り、250セーブ達成を祝う会」が行われ、同会において、大城 光正理事長より平野 佳寿氏が2023(令和5)年度 学校法人京都産業大学「サギタリウス基金」卒業生顕彰「荒木俊馬賞」に選ばれたことが報告され、平野氏へ顕彰盾などが贈呈されました。
大城 光正理事長による挨拶
卒業生顕彰制度は、学校法人京都産業大学が創立50周年を機に、「国の内外を問わず社会の諸分野において活躍し、社会的貢献を果たし、顕著な業績をあげ、本学の名声を高めた」卒業生に対し、その功績を称え顕彰するものです。

平野氏は、2023(令和5)年10月2日、日米通算250セーブ(プロ野球史上4人目)を達成し、日本プロ野球名球会へ入会されました。パ・リーグのチームに所属する選手で史上初の250セーブ達成。また、オリックス・バファローズ球団在籍中に名球会への入会を果たした選手は、打者を含めても初となる快挙を成し遂げられました。

2019(令和元)年に、卒業生顕彰「サギタリウス賞」を受賞され、今回は、より顕著な業績を対象とする「荒木俊馬賞」の受賞となります。
大城 光正理事長より贈呈された顕彰盾は、本学名誉教授・文化学部教授であり、瑞宝単光章、現代の名工・卓越技能章等、多数の受賞歴がある京蒔絵師・下出 祐太郎氏の作で、書は本学職員OB、書道部OBでもある坂之上 茂氏によるものです。

  • 荒木俊馬賞 平野 佳寿氏(オリックス・バファローズ投手:2006(平成18)年3月経営学部卒)
顕彰盾の贈呈(左から、大城 光正理事長、平野 佳寿氏)

「悔いない4年間、産大生としての誇りをもって」 平野 佳寿氏 インタビュー

卒業生顕彰「荒木俊馬賞」を受けられたお気持ちをお願いいたします。
栄えある賞をいただきまして、光栄な気持ちでいっぱいです。
顕彰盾
学生時代の思い出をお聞かせください。
野球メインでずっとやっていましたが、京都産業大学硬式野球部では、監督・コーチから「単位をしっかり取らないと試合には出させないぞ」という理念も示されていましたので、しっかり授業に出て、野球だけでなく勉学も両立して頑張っていたという思いがあります。

4年間の学生生活の中で、ご自身が成長したと思われるような出来事があれば教えてください。
大学4年間というのは、社会に出ていくための準備だと思います。だんだんと3年生、4年生となるにつれて、そういう自覚というのも出てきましたし、人との繋がり、出会いというのも増えてきた4年間であったので、そこで自分の成長を感じることができたと思っています。

野球に取り組む環境として、京都産業大学はいかがでしたか。
挨拶や礼儀など、社会に出るための基礎を学ばせてもらったのが京都産業大学硬式野球部でありましたし、それは「本当によかったな」と今でも思うところです。
記念撮影(左から、吉門 敬二事務局長 大城 光正理事長、平野 佳寿氏 黒坂 光学長)
新しいシーズンが始まりますが、今後の目標や思いをお聞かせください。
最近は試合数を40試合くらいしか投げられていないので、今年40歳を迎えますが、しっかり50試合、60試合と、またもう一回投げられるようにしたいと思っています。
そして、チームも3連覇していますし、4連覇、5連覇を達成できるオリックス球団を作っていく力になれればと思っています。頑張っていきたいと思います。

京都産業大学の後輩、在学生の皆さんへメッセージをお願いします。
京都産業大学での4年間は、自分にとって欠かせないものでした。本当に「こうしたらよかった、ああしたらよかった」と思ったことはそんなにない、充実した4年間でした。皆さんにとっても、絶対そのような4年間になると思うので、後悔なく4年間を思いっきり楽しんで、思いっきり悩んで、将来の自分のためだと思って、充実した学生生活を送ってもらえればと思います。
そして、京都産業大学生という誇りをもって、胸を張って社会に出て行ってほしいと思います。

神山の絆について

「神山の絆」は、卒業生と本学との絆を一層強固にする一環として卒業生向けに発信しているコンテンツです。母校、京都産業大学がより身近なものになればと願っています。これからも、WebサイトやFacebook等を通じて、京都産業大学と卒業生の皆さまとの“絆”をむすぶコンテンツとして、在学生・卒業生の活躍や本学の教育・研究成果などの学内のホットなニュースを随時お届けします。

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