【情報理工学部】BOOT活用事例紹介:デジタル工作ワークショップ「未来の小さな町づくり」を開催!

BOOTとは?

ファブスペースでは、在学生の制作活動を支援する「制作活動サポート体制『BOOT(ブート)』」を2021年より運用しています。 BOOTはファブスペースにあるデジタル工作機器を活用した創作活動支援のほか、在学中や卒業後に起業を志す学生のハードウエア開発も視野に入れたサポート体制です。BOOTに採用されると、ファブスペースに取り揃えている材料が1プロジェクトにつき3万円分まで無料で使用することができます。2023年度のプロジェクトは現在募集中で、BOOTの詳しい利用条件は電子掲示板「POST」よりご確認ください。

また、2022年度はデジタル工作機器を活用したワークショップ実施で徳山 倖我さん(情報理工・4年次)らがBOOTに採択されました。BOOTで取り組んだ活動内容の詳細は、以下よりご覧ください。

BOOT活用事例:デジタル工作ワークショップ「未来の小さな町づくり」

2022年10月2日、地域の小学生らを対象に京都リサーチパーク「たまり場」で開催したワークショップ「未来の小さな町づくり」での様子をまとめました! ワークショップテーマは「未来の町」。参加者は二つのグループに分かれ、テーマについて話し合い、3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタル工作機器を活用しながら町の模型作りに挑戦しました!

(記事担当 ライター:水谷 春葵(情報理工・3年次) / 編集:徳山 倖我(情報理工・4年次))

小さな町ができるまで

最初は2つのグループに分かれて「未来の街」について話し合いました。「未来ではどのような町ができているか」「そもそも未来って何年後?」「未来の学校ってどんなかな?」など、さまざまな問いに対して妄想を膨らませ、みんなで考えました。出てきたアイデアは全て付箋に書いて広げていきました。飛ぶ車や宇宙人、死なない薬、ドラえもんなど、たくさんのアイデアが集まりました。

次に、3Dプリンタ、レーザーカッター、3Dペン、それぞれの担当機材レッスンを受けて、使い方をマスター!残り時間でワニやメガネを作る子もいました。結局、途中で「あっちのもやってみたい!」となり、みんな交代で全ての機材を体験しました。

再びグループに戻り、さっき出したアイデアを元に模型の制作に移りました。みんなで「それいい!これもいい!」とワイワイしながら工作を楽しみました。製作途中、お互いのアイデアに乗っかり、共鳴し合うことで、最初のディスカッションでは出ていなかったアイデアも生まれました。

町の発表会 『TSUKUMタウン』も!?

工作に夢中になっていると、あっという間に時間が来てしまいました。最後はグループごとに作った町について発表しました。
再びグループに戻り、さっき出したアイデアを元に模型の制作に移りました。みんなで「それいい!これもいい!」とワイワイしながら工作を楽しみました。製作途中、お互いのアイデアに乗っかり、共鳴し合うことで、最初のディスカッションでは出ていなかったアイデアも生まれました。

グループ1(「TSUKUMタウン」と名付けてくれました)

火山やトンネルがあるエリアや見たことない植物たちが生い茂るエリア、まるで南の島国のような町が出来上がりました。海では3Dプリンタと3Dペンで製作された羽の生えたイルカ(名前は「スカイドルフィン」)が自由に泳いだり、飛び回っていたり、折り紙で作られたきれいな模様の魚など個性豊かな動物が生息し、自然が広がっています。

グループ2

お花に包まれたバスや、カラフルなロケットなど、未来の乗り物が行き交い、街の中心には大きな花と巨大なお菓子の木が立っています。木下にいるおじさんがお菓子を守っているそうです。

まとめ

ディスカッションや工作を通して生まれた家族間の交流が、親子ともに満足いただけたようです。どちらの町も素晴らしいアイデアと魅力が詰まった素敵な町になりました。 この度は、ご参加いただきありがとうございました!

※写真は全て掲載許諾を得て使用しております。
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