【情報理工学部】デジタルファブリケーションを体験する高大連携ワークショップを開催!

ワークショップ参加者とスタッフの集合写真
2023年3月15日(水)、京都府立京都すばる高等学校の生徒を対象にしたデジタルものづくり体験ワークショップを14号館にあるファブスペースで開催しました。ファブスペースは、3Dプリンタやレーザーカッターといったデジタル工作機器を活用したものづくりや電子工作を日常的に行える学内施設です。所定の講習会を受講した本学学生であれば1年次より使用することができます。

今回のワークショップでは、3Dモデリング&3Dプリント、レーザーカッターでのキーホルダー作り、熱を加えることで柔らかくなる3Dプリントシートを使った自由創作、ファブスペースで作られた作品や機械の紹介ツアーなど盛り沢山の内容を行いました。また本学で行われている研究や授業を知ってもらえるよう、在校生から直接作品や研究の紹介を行う時間を設けました。

情報理工学部 伊藤 慎一郎 准教授よりデジタルファブリケーションについてのレクチャーを受けた後、3DモデリングすることができるWebアプリ「Thinkercad」を使用し、ネームプレートのデータ作成を行いました。
3Dモデリングの様子
3Dプリント中のネームプレート
次に、思い思いの一言コメントをレーザー彫刻したアクリルキーホルダー作りを行いました。
レーザー彫刻したアクリル板への着色。京都産業大学の学生団体TSUKUMが行っている手法で実施
アクリルに彫刻したキーホルダー
デジタルファブリケーションを学んだ学部1年次から大学院生までがサポートスタッフとなり、各種機器操作のほか、授業や研究で作った制作物の紹介や高校生からの質問に回答しました。
自身の作品や研究、活動内容を高校生にプレゼンテーションする情報理工学部・先端情報学研究科学生。
5枚目の写真の研究では、CreativeToolsが公開している「#3DBenchy - The jolly 3D printing torture-test by CreativeTools.se」を使用しています。


最後に45℃の熱を加えることで柔らかくなる3Dプリンタ素材「TRF+H」で作ったシートをドライヤーで温め、折り紙や布のように加工することで、さまざまな造形にチャレンジしました!このワークショップは、先端情報学研究科生の研究テーマ「感温性フィラメントの変形特性を活用する3Dプリントの創造的な用途の検討」から発展したものです。今後も本学学生と高校生が交流することができるイベントを開催することができればと思います。
思い思いに3Dプリントシートにドライヤーをあてて造形している様子と3Dプリントシートで作られた成果物

参加した高校生からのコメント

  • 色々な3Dプリンタがあることを知った。実際に使ってみることが出来て楽しかった。
  • レーザーカッターのキーホルダーや熱で柔らかくできるシートなど、対面だからこそ得ることのできた知識があって面白かったです。

デジタルものづくり体験ワークショップ2023

日時 2023年3月15日(水)14:00~17:00
場所 京都産業大学 14号館 ファブスペース
対象 京都府立京都すばる高校生
参加者 8人
主催 京都産業大学 情報理工学部
伊藤 慎一郎 准教授
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