【情報理工学部】ファブスペースと平井研&蚊野研が「Maker Faire Kyoto 2023」に出展しました!
2023.05.23
2023年4月29日(土)・30日(日)、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)で開催されたものづくり展示イベント「Maker Faire Kyoto 2023」に本学ファブスペースと、平井研&蚊野研の2グループが出展しました。Maker Faireは、世界各地で開催されているメイカー(ものづくりを行う人)の祭典で、2019年より京都でもMaker Faire Kyotoという名称で開催されるようになりました。2020年〜2022年はオンライン開催やメイカーのみの交流会など開催規模の縮小を余儀なくされていましたが、今年は4年ぶりに対面開催されました。
平井研・蚊野研ブースでは、人工/人造大理石透過型LEDタッチディスプレイシステムの展示を行いました。このシステムは人工/人造大理石でできたキッチンや洗面台そのものが、インタフェースとなる仕組みになっており、ユーザーが台に触れることで、希望する情報を得られるようになることを目指しています。
ファブスペースブースでは、授業「デジタルファブリケーション」で制作されたパーソナルファブリケーション作品、PRECIOUS PLASTIC KYOTOと共同実施したレーザーカッター・光造形3Dプリンター型を用いた射出成形作品、インクルーシブな遊びのためのデザイン提案、プログラミング教育用教材のほか、デジタル工作機械の特徴を学ぶ体操など学生主体で作られた作品の展示を行いました。
ブースには、2日間で計629人(1日目:350人、2日目:279人)の方に来場いただき、作品についての質問や意見交換などをすることができました。 展示に参加した学生からは、自分の作品を色々な人に紹介できたことの楽しさと他のブースの展示作品に触発されたなどといった意見が多くありました。
平井研&蚊野研展示作品
- 「人工/人造大理石透過型LEDタッチディスプレイシステム」浦 千尋、中植 義斗(いずれも先端情報学研究科 博士前期課程・2年次)、 蚊野 浩 、 平井 重行(いずれも情報理工学部 教授)
平井研&蚊野研展示の様子
人工大理石透過型タッチディスプレイ デモンストレーション
ファブスペースブース展示作品
- 「ここで待てココ!」大道 皓平(情報理工・4年次)
- 「Quantum」徳山 倖我(情報理工・4年次)
- 「王様だって遊びたい」西尾 祐南(情報理工・4年次)
- 「ステンドフィルム」西辻 陸人(情報理工・4年次)
- 「doTnut」TSUKUM(担当:水谷 春葵)(情報理工・3年次)
- 「ノースプーン」岩田 快道(情報理工・2年次)
- 「All Round Display」北尾 駿樹(情報理工・2年次)
- 「我が家の犬専用トルソー」中井 晋平(情報理工・2年次)
- 「自助忍具」吉田 凌(情報理工・2年次)
- 「デジタル工作機械体操」荒木 稜雅、小山 修平、杉谷 昂亮(いずれも情報理工・4年次)、伊藤 慎一郎(情報理工学部 准教授)、高見 知里(ファブスペースアドバイザー)
- 京都産業大学ファブスペース×PRECIOUS PLASTIC KYOTO 射出成形作品
- 「ピック」宮崎 麻衣(2023年情報理工学部卒)
- 「Sphericon symbol」高木 祐輝(先端情報学研究科 博士前期課程・2年次)
- 「ブロック」水谷 春葵(情報理工・3年次)
- 「射出成形表面への柄装飾型」高見 知里(ファブスペースアドバイザー)