【情報理工学部】Global Goals Jam Trans-local: Japan 2022の映像を公開!

2022年9月17日、18日の2日間に開催された「Global Goals Jam Trans-local: Japan 2022」の映像が公開されました。本イベントは、持続可能な開発目標 SDGsの達成に向け、グローバルな視点で持続可能性を考え、ローカルな課題解決のアイデアを生み出す2日間の国際的な市民参加型ワークショップです。ワークショップの様子とその成果物は動画をご覧ください。

Global Goals Jamとは?

Global Goals Jam(以下GGJ)とは「グローバルな視点で持続可能性を考え、ローカルな課題解決のアイデアを生み出す、2日間の国際的な市民参加型ワークショップ」です。2日間のグループワークを通じて、SDGsへとつながるサービス・プロダクト・アイデアを作っていきます。GGJは2016年に始まり、世界中でこれまで200以上以上のイベントが開催され、8000人以上が参加し、1000以上のアイデアが生み出されています。

デザイナー、プログラマー、エンジニア、研究者、学生など、様々な人がクリエイティブな発想や力を持ち寄り、SDGsへ貢献する世界規模の取り組みです。デザイン手法とデザインスプリントのプロセスを共通言語とし、専門性や年齢、分野を超えた共創を目指します。Global Goals Jamで生まれた成果は、インターネットを通じてクリエイティブ・コモンズライセンスの下で公開され、世界の共有知となります。

プロジェクトパートナーとの共創

本ワークショップでは、SDGsに関連するプロジェクトの当事者や、関係者、プロジェクトをされている方が抱く課題に取り組む「プロジェクトパートナー制度」を取り入れています。活動的な参加者と一緒にプロジェクトについて集中的に考えデザイン思考を活用し、新たなアイデアを生み出し具体化していきます。それぞれのプロジェクトパートナーが取り組む課題やプロジェクトに対し、参加者はチームを編成し、参加者や課題のステークホルダーの視点を共有しながら、「調査」、「アイデア発想」、「コンセプトの構築」、「プロトタイプの制作」、「最終発表」へと繋げます。

SDGsに関連する課題や問題を抱える当事者として、あるいはその支援者など、様々な形で主体的に実践的活動を行なっている人々で、伴走者としてワークショップにご参加いただく方々を「プロジェクトパートナー」と呼んでいます。プロジェクトパートナーの方々には、ご自身の活動をワークショップ内で挑むテーマとしてご提供いただき、チームでその課題に取り組みます。

6つのワークショップテーマとパートナー

A まちかどの小型公園を、みんなのTHIRD PLACEにするには?
パートナー:葉山和則さん B 「森づくり」と「ものづくり」をどう繋げる?
パートナー:高室幸子さん C 発達障害の人を認め得意を活かせる世の中にするには?
パートナー:藤岡 亜希子さん D 小学生をわくわくさせる川辺をデザインしよう!
パートナー:那珂川(福岡市立塩原小学校)

E 街中で花と緑を持続させる、ワクワクする水管理のデザインとは?
パートナー:木村 三重子さん(環境演出家協会)

F 都市と繋ぐことで、有機農業をサステナブルにデザインしよう!
パートナー:福田 まやさん
共催 九州大学大学院芸術工学研究院、京都産業大学 情報理工学部、
山口大学国際総合科学部、FabCafe Kyoto
後援 国連人間居住計画(ハビタット)福岡本部(アジア太平洋担当)、福岡市
協力 京都市
関連リンク Global Goals Jam Trans-local: Japan 2022 Webサイト
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