【外国語学部】イタリア語専攻創設50周年記念式典を開催しました

2023.03.06

2023年2月5日(日)、本学神山ホールにて、外国語学部ヨーロッパ言語学科イタリア語専攻 創設50周年記念式典を開催しました。

開式前には式典スタッフと学生ボランティアの案内で、真新しい天地館や本館、サギタリウス館、かつて外国語学部があった3号館の跡地に建つ真理館などを巡る学内ツアーを行いました。思い出を懐かしむ声とともに、大きく姿を変えたキャンパスへの驚きの声も聞かれました。

サギタリウス館(左)、真理館(右)
3号館の跡地に建つ真理館
11時に始まった式典には、約110人の同窓生、約20人の在学生が参加しました。司会の髙岡 美樹 氏(卒業生)による開式の辞の後、黙祷を行い、亡くなられた先生方、同窓生のご冥福を祈りました。次に、小林 満 教授が式辞を述べ、イタリア語専修・イタリア語専攻の50年を振り返るとともに、学歌を聴きながら「神山の地」での学びの過去・現在・未来に想いを馳せました。
司会の髙岡 美樹 氏(卒業生)による開式の辞
黙祷の様子
ホール内全体の様子
小林 満 教授による式辞
続いて、駐日イタリア大使のジャンルイジ・ベネデッティ 閣下から祝辞のビデオメッセージを戴きました。その中で閣下は、本学が先見の明をもってイタリア語専攻を設置したことへの感謝や、今後の日伊文化交流において本専攻が果たす役割への期待を述べられました。祝辞の通訳はイタリア大使館秘書室の上浪 えりか 氏(卒業生)が行いました。
駐日イタリア大使ジャンルイジ・ベネデッティ 閣下の祝辞ビデオメッセージを通訳するイタリア大使館秘書室の上浪 えりか 氏(卒業生)
邦楽家・研進派家元の重森 三果 氏(卒業生)による祝演

邦楽家・研進派家元の重森 三果 氏(卒業生)には祝演として、イタリア語のお祝いの詞を交えつつ三味線と唄を披露して戴きました。最後に、フランチェスコ・ディオダート 准教授が閉式の辞を述べ、12時30分過ぎに式典は幕を閉じました。同窓生も在学生も、神山の地でイタリア語を学んだことの喜びと誇り、そして未来への希望を感じるひと時となりました。

この充実した内容の式典の開催には、堀込 玲 氏を代表とする卒業生有志の企画ワーキングチーム(早崎 将大、穂崎 良典、宮崎 智子、宇野 直美、山本 恵の各氏と内田 健一 准教授)、ボランティアの在学生、そして学内外の多くの方々にご協力いただきました。また、この記事の写真は、カメラマンの薄田 和彦 氏(卒業生)にご提供いただきました。イタリア語専攻の教員一同、心よりお礼を申し上げます。次の機会には、さらに多くの同窓生が集まることを期待しています!

フランチェスコ・ディオダート 准教授による閉式の辞
記念式典企画ワーキングチーム代表の堀込 玲 氏
学内ツアーや受付などを手伝ってくれたボランティアの在学生
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