【情報理工学部】ブータン王立大学科学技術カレッジのFabLab関係者へデジタルものづくり工房運営研修を実施!

右から順にブータン王立大学科学技術カレッジ教職員のチェワン氏とタシ氏、黒坂 光 学長、蚊野 浩 情報理工学部長、伊藤 慎一郎 准教授

2022年9月7日〜9月9日の3日間、情報理工学部が運営するデジタルものづくり工房であるファブスペースにて、国際協力機構(JICA)のプロジェクトで来日するブータン王立大学科学技術カレッジの教職員2名を受け入れ、デジタルものづくり工房の運営などに関する研修を実施。情報理工学部でデジタルファブリケーションを担当する教職員が講師を務め、ファブスペースの運営方法や地域社会との連携方法などについて、ワークショップを交えながら伝授しました。

初日の9月7日は、黒坂 光 学長への表敬訪問の後、情報理工学部施設ツアー、教職員によるデジタルものづくりに関するプレゼンテーションを実施しました。

学内施設ツアー

ボール盤、旋盤などがある「マシンショップ」の説明を行う情報理工学部 伊藤 慎一郎 准教授
ファブスペースのほか、情報理工学部が所有する「マシンショップ」、実験住宅「三Home(くすぃーほーむ)」、デジタルファブリケーションを活用した研究室などの学内施設ツアーを行いました。
実験住宅「三Home(くすぃーほーむ)」の説明を行う情報理工学部 平井 重行 教授(写真右)
ダンゴムシなどの行動計測マシン「QuANTAM(クァンタム)」の説明を行う情報理工学部 永谷 直久 准教授(写真左)

デジタルファブリケーション研修

学内施設ツアー後に、ファブスペースに携わる教職員より、デジタルものづくり工房の施設運営、デジタルファブリケーションの授業設計方法、デジタルファブリケーションを学んだ学生と地域の繋がり、設立準備といったトピックでプレゼンテーションを行いました。研修受講者からは「ブータン王立大学科学技術カレッジにも情報理工学部と電子回路を扱う学部があり、授業設計を参考にしたい」という意見をいただきました。
Introduction to the Contents of Place Building to Conduct Digital Fabricationと題し、ファブスペースの場づくりにおいての工夫を紹介する情報理工学部 高見 知里 ファブスペースアドバイザー
Case studies Fabspace in practical lecturesと題し、授業デジタルファブリケーションやプロジェクト演習を例に情報系の学部での教育実践内容を紹介する永谷 准教授
Use of Fab for Research - Cooperation with Unaffiliated Facilitiesと題し、遠隔地にいるデザイナーや作家と共同制作した事例紹介からデジタルファブリケーションの研究利用の可能性について語る情報理工学部 瀬川 典久 准教授
Connect with local communities through Fabと題し、デジタルファブリケーションの教育を受けた学生と地域コミュニティや施設との繋がりについて紹介する伊藤 准教授
History of Setting-up the Digital Fabrication Courseと題し、ファブスペース立ち上げ経緯となった情報理工学部の前身となるコンピュータ理工学部時代の3Dプリンタを使用した学生との取り組みなどを紹介する平井 教授
研修参加メンバーとプレゼンテーションを行った教職員との集合写真
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