高齢化による過疎化が進む静原地区を若い力で活性化に挑む! 『静原応援隊』の学生が後継者不足に悩む静原神社のしめ縄作りを継承

2022.12.16

京都産業大学学生団体『静原応援隊』は、2015年から“農作物のブランド化”による地域活性化に取り組んでおり、畑を借りて「幻の京都産大豆」などを栽培し商品開発を行っています。2019年から新たに、後継者不足に悩む「静原神社御神木のしめ縄作り」を伝承するために「もち米づくり」を開始しました。このたび、コロナ禍による活動制限がある中、収穫した稲で「しめ縄作り」を行い地域の伝統行事の継承に貢献します。

【本件のポイント】

  • 京都産業大学近隣の静原地域(京都市左京区)は高齢化問題が深刻で、それを危惧した学生有志が集まり、2015年に『静原応援隊』を結成。農業のほか地域の伝統行事に参加するなど、地域との交流を大切に考えながらコロナ禍においても可能な範囲で活動を継続してきた。
  • 『むすびわざ農園』で栽培した農作物を使って、大学のある上賀茂・神山(こうやま)の地にちなんだ商品を開発。京都ではほとんど生産されなくなった「幻の京都産 大豆」を使った『神山コーヒー』などが代表作。
  • 静原神社のしめ縄は、地域の田んぼで収穫したもち米の稲穂を使用してきたが、後継者不足を理由に他地域から譲り受けた稲穂を使用する予定であった。それを聞いた静原応援隊の学生が中心となり、2019年から地域の方の指導を受けながらもち米の栽培を開始。収穫した稲でしめ縄を作り取り換える。

リリース日:2022-12-16

京都産業大学静原応援隊が静原神社のしめ縄づくりを伝承

日時 2022年12月25日(日)9~12時※雨天決行
場所 静原神社境内(京都市左京区静市静原町1351)
参加者 静原応援隊の学生15人、地域の方
お問い合わせ先
京都産業大学 広報部
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1411
kouhou-bu@star.kyoto-su.ac.jp
PAGE TOP