2022(令和4)年度 IR研修会をハンズオン形式で実施

2022.12.01

全学的なIR活動の推進に向けて、「経験・勘・気合の"3K "からデータに基づく業務遂行へ~PBI 一緒にやれば 怖くない~」というテーマの研修を実施しました。副題にある「PBI」は、分析ツール「Microsoft Power BI」のことを指します。昨年度、Power BIの基本的な使い方に関するオンデマンド型連続研修を実施した際、研修受講後のアンケートで「実際にPower BIを使いながら研修を受けてみたい」という意見が多く得られたことを受け、今回はリアルタイム型での連続研修を企画。「授業の満足度・理解度は成績にどう影響する?」「リーダーシップの高さと就職先との関連は?」などのさまざまな問いに対して、Power BIを使って受講生各自がデータの可視化とその考察を試みる内容としました。

全8回の研修に述べ60人の事務職員が参加し、入試、学籍、成績、就職などさまざまなデータの可視化を行いました。実際にPower BIを操作する体験をしたことで、データの集計や可視化の手法については一定の理解が得られたことが受講後のアンケートから確認できました。その一方で、可視化されたデータのどこに着目し、そこからどう考えるかについての理解には若干の課題がみられました。

学長室IR推進室では、全学的なデータ駆動型の意思決定と改善をミッションに、毎年度研修を行っています。今回の結果や意見を活かし、次年度の研修内容を検討していきます。

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