ブータン王国の未来をつなぐ 「ファブラボ」プロジェクト ブータン王立大学科学技術カレッジ教員に運営ノウハウを伝授
2022.09.05
京都産業大学では、国際協力機構(JICA)のプロジェクトで来日するブータン王立大学科学技術カレッジの教員を受け入れ、デジタルものづくり工房の運営などに関する研修を実施します。情報理工学部でデジタルファブリケーションを担当する教職員が講師を務め、ファブスペースの運営方法や地域社会との連携方法などについてワークショップなどを交えて伝授します。
【本件のポイント】
- JICAでは、ブータン政府と共に「デジタルものづくり工房(ファブラボ)による技術教育・普及促進プロジェクト」を実施している。インターネット環境とデータがあれば誰もがものづくりを行えるファブラボは、人口が少ないことや立地条件により国内産業の成長が見込みづらいブータンにおいて、技術革新の機会として期待されている。
- 京都産業大学では、ファブスペースを2018年に設置。情報理工学部の学生や教職員を中心に研究や実験で利用する他、ものづくりに関する勉強会やデジタルファブリケーション施設運営者を対象とした研修会なども開催。昨年度には、今回のプロジェクトの一環としてブータン王立大学科学技術カレッジの教員を対象にオンラインで講義も行っている。
- 世界銀行がクリエイティブ都市として注目するなど、京都は近年、伝統産業のみならずデジタルものづくり分野でも注目されている。京都におけるファブ施設の現場や地域社会との連携を体験する研修を行い、ブータン王国におけるプロジェクトの推進に寄与する。
リリース日:2022-09-05
「ブータン王国ファブラボによる技術教育・普及促進プロジェクト」研修受け入れ企画
日時 | 2022年9月7日(水)~9月9日(金) |
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場所 | 京都産業大学14号館 ファブスペース 他 |
講師 | 京都産業大学 情報理工学部 デジタルファブリケーション担当教職員 4人 |
参加者 | ブータン王立大学科学技術カレッジの教員、通訳など計5人 ファブスペース運営に関わる本学教職員、本学学生 |
内容 |
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