核なき世界へー広島原爆の被爆者 近藤紘子氏による講演会を開催 ロシアがウクライナへ侵攻する今、核の脅威を考える。

2022.07.06

京都産業大学は、広島原爆の語り部である近藤紘子氏(※)を招き講演会を開催します。国内外で核兵器廃絶を訴えてきた近藤氏から被爆の実相を聞くことで、ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮問題で世界規模で緊張が高まっている「核の脅威」を考える機会とします。

※講演者:近藤 紘子(こんどう こうこ)氏 プロフィール
広島原爆の語り部・国際養子縁組活動家。
1944年広島市生まれ。生後8カ月で被爆。父は広島流川協会の牧師で原爆乙女や戦争孤児の精神養子縁組に尽力した牧師の谷本 清氏。原爆を投下したエノラ・ゲイ号の副操縦士との出会いやアメリカへの留学経験を通じて、核兵器廃絶と戦争の悲惨さを国内外で訴えている。

【本件のポイント】

  • 近藤紘子氏は、父の平和活動の後を継ぎ、国内外で核兵器廃絶を訴えている。今回、被爆の実相と戦後の歩みを直に聞くことで、戦争の悲惨さと平和の尊さをより深く知る機会とする。
  • ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮の核ミサイル問題で世界では核兵器廃絶がさらに厳しい状況にある昨今、紛争予防と解決に向けて平和を希求する人々の活動がいかに展開してきたのかを学ぶ。
  • 本講演会は、国際関係学部専門教育科目「平和構築論Ⅰ」(担当:クロス京子教授)の授業の一環で、平和の概念や平和構築の分析手法を学習し、現代紛争の特徴と発生要因、そして平和に対する脅威について、具体的事例を用いて学び、紛争や戦争を解決する上での課題の理解を目指している。

リリース日:2022-07-06

「戦後77年のヒロシマからのメッセージ —心に平和を」

日時 2022年7月14日(木)
16:45~18:15
場所 京都産業大学真理館4階 SR402教室(京都市北区上賀茂本山)
講演者 近藤 紘子氏(広島原爆の語り部・国際養子縁組活動家)
参加者 本学学生
お問い合わせ先
内容について:京都産業大学 国際関係学部事務室
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-3231

取材について:京都産業大学 広報部
Tel.075-705-1411
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