探査機「ロゼッタ」が史上初めて彗星に着陸し周回探査で得た成果とは? 2年半ぶりに来場型で開催する「神山天文台天文学講座」で解説

2022.06.23

京都産業大学神山天文台では、地域や一般の方が天文学に触れる機会を提供するため、不定期で「天文学講座」を開催しています。このたび、株式会社フォトクロス/エストリスタの小林仁美氏をゲストに迎え、探査機「ロゼッタ」※が史上初めて彗星に着陸し、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の周回探査から得られた貴重な調査成果を解説します。

【本件のポイント】

  • 神山天文台は、社会に開かれた大学施設として、「天体観望会」「天文学講座」「WEB天体観望会」「WEB天文学講座」を開催している。今回の「2022年度第1回天文学講座」は、約2年半ぶりに来場型で開催する(ライブ配信あり)。
  • 講座では、欧州宇宙機関(ESA)によって2004年に打ち上げられた彗星探査機「ロゼッタ」が2年に及び行った史上初の彗星への着陸・周回探査で得られた成果を解説する
  • まだ解明されていない太陽系誕生の謎や彗星の成り立ちの謎は、神山天文台の研究チームが参加しているESAの彗星探査計画「コメット・インターセプター」で明かされていくことが期待される。

※探査機「ロゼッタ」は、欧州宇宙機関(ESA)が2004年に打ち上げ、2014年にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星へ到着し、その後約2年間にわたり、同彗星の周回探査を行った探査機です。人類史上初の彗星核への着陸、生命に必須な物質であるアミノ酸やリンの初検出等、多くの科学的成果を上げました

リリース日:2022-06-23

神山天文台天文学講座「ロゼッタ探査機が明らかにした彗星の姿」

日時 2022年7月10日(日)13:15~14:10
場所 京都産業大学神山天文台地下1階神山天文台ホール(京都市北区上賀茂本山)
講師 小林仁美氏(専門:彗星の観測的研究所属:株式会社フォトクロス/エストリスタ
対象 高校生以上
定員 40人※来場希望者は要申込(ライブ配信を視聴する方は不要)
配信URL https://www.youtube.com/watch?v=OchG6rvxKHo
共催 彗星会議/日本天文学会/日本天文教育普及研究会
お問い合わせ先
内容について:京都産業大学 神山天文台
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-3001

取材について:京都産業大学 広報部
Tel.075-705-1411
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