ロシアのウクライナ侵攻がビジネスに与える影響とは?ジェトロの現地駐在員からリアルな世界情勢を学ぶ

2022.04.15

~ウクライナ侵攻によるビジネス影響~

京都産業大学国際関係学部の植原 行洋※ゼミ(専門:国際ビジネス)は「国際ビジネスの複眼的アプローチ」をテーマに、今年度は『ロシアのウクライナ侵攻によるビジネスへの影響』について学んでいます。このたびルーマニアおよびドイツのジェトロ駐在員3人を招き、ウクライナ侵攻によるビジネスへの影響に関するオンライン講義を行い、国際政治や国家運営体制、安全保障の動向がビジネスに密接に結びつき、進出日系企業のビジネスに大きなインパクトを与えることを現場から学びます。

【本件のポイント】

  • 国際関係学部植原ゼミでは「国際ビジネスの複眼的アプローチ」をテーマに、日本企業のポジションや海外企業の動向、イノベーション、文化、各国政府方針など、国際ビジネスについて、さまざまな角度から掴み・ひもとく学びを行っており、オンラインツールも活用して世界各国とつながる学びを展開している。
  • ロシアのウクライナ侵攻は、ヨーロッパのみならず日本を含む国際ビジネスに大きな影響を与えるものと懸念されている。今回、ウクライナの隣国でNATOの最前線にあり、自動車関係など製造業が集積するルーマニアと、ヨーロッパ経済の中心国であり、ロシアとも独自のビジネス関係を築いてきたドイツのジェトロ駐在員を講師として招聘し、現在の情勢や両国で経済活動を行う日系企業の状況を中心に講義を行う。
  • ゼミ生は事前学習として、グループワークなどでウクライナとロシアの基礎情報や両国のビジネス関係、侵攻に伴う両国の経済的損失、また日本企業への影響などについて学んできた。駐在員からリアルな世界情勢を学ぶことで、カントリーリスクへの高い感度を養い、国際ビジネスの有事に迅速にリアクションできる人材になることを目指します。

リリース日:2022-04-15

※植原 行洋教授プロフィール

1995年ジェトロ入構。ロンドン調査ディレクター、農林水産事業課長代理、欧州ロシアCIS課長代理、欧州地域戦略主幹、ヘルスケア産業課長等を歴任し、欧州経済、日本企業の国際ビジネスを専門とする。共著書に『EUの回復力』、『地場・伝統産業のプレミアムブランド戦略』など。
2019年より京都産業大学国際関係学部教授、2020年キャリア教育センター長兼任。
中小企業庁JAPANブランド育成支援事業審査委員。経営管理修士(MBA)(早稲田大学大学院)

「世界オンライン会議 ~ウクライナ侵攻によるビジネス影響~」 開催

日時 2022年4月19日(火)17:00~19:00
場所 SR405教室(京都産業大学真理館4階)
※講師はオンラインで参加し、ゼミ生は教室で聴講する。
講師 ジェトロ・ブカレスト事務所 西澤 成世所長
ジェトロ・ベルリン事務所 小菅 宏幸所員
ジェトロ・デュッセルドルフ事務所 作山 直樹所員
参加者 植原ゼミ生30人(3・4年次)
備考 講師や参加者への取材を希望される場合は、講演会終了後に時間を設けております。

※感染防止対策の都合上、事前に出席確認をさせていただきます。ご取材いただける場合は、
 大変お手数をおかけいたしますが、4月19日(火)12時までに広報部へご連絡ください。
※オンラインでご参加いただくことも可能ですので、オンライン参加を希望される場合は、
 別途ご案内いたしますので、事前に広報部までご連絡ください。

お問い合わせ先
京都産業大学 広報部
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1411
kouhou-bu@star.kyoto-su.ac.jp
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