カーボンニュートラルの実現に向けて 附属中学校・高等学校の校舎屋上を人工芝化し環境負荷を軽減
2021.12.08
学校法人京都産業大学では、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、附属中学校・高等学校の校舎屋上を人工芝化し、2021年12月から使用を開始しました。併せて、グラウンドを人工芝に改修し、生徒の安全性向上と教育環境の充実を目指します。
【本件のポイント】
リリース日:2021-12-08
- 屋上を人工芝化することで、屋上のコンクリートが直射日光で暖められる状況から人工芝を挟む状況に変わるため、屋上下の教室・廊下等の温度上昇が緩やかになることを期待している。また、人工芝化を機に、屋上を新たな教育活動の場として有効利用することを計画している。
- グラウンドの人工芝部分には温度上昇を抑える素材と充填剤(カラーゴムチップ)を使用し、熱中症発生の低減に寄与。衝撃を吸収する緩衝層(ショックパッド)を導入することで、足首や膝の負担を軽減し、ケガの予防につなげる。
- 京都産業大学では、現在キャンパス内で建設中の新本館屋根や学内空き地に太陽光パネルの設置を予定するなど、キャンパスのカーボンニュートラル実現を目指して取り組みを進めている。
リリース日:2021-12-08
~京都産業大学附属中学校・高等学校 校舎屋上およびグラウンドの人工芝化~
場所 | 京都産業大学附属中学校・高等学校(京都市下京区中堂寺命婦町1-10) |
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工期 | 2021年9月1日~11月30日 |
運用開始日 | 2021年12月1日 |
校舎屋上詳細 | ・人工芝: ノンサンド人工芝 積水樹脂株式会社 「ドリームターフHG2030NS」 ・緩衝層: 「REGUPOL BSW GmbH」 ・面 積: 527.6m2(人工芝部分) |
グラウンド詳細 | ・人工芝: ロングパイル人工芝 積水樹脂株式会社 「ドリームターフ PT2055RS+U ACS70」 ・緩衝層: 人工芝に含む ・面 積: 6642.4m2(人工芝部分) ※環境省「環境技術実証事業(ETV)」実証実験を完了製品 (実証番号:160-1902 気候変動対策技術領域熱中症対策技術区分) |
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