情報理工学部生が耳が痛くならず目立たないオリジナルのマスクバンドを開発!

感染症防止のためにマスクを毎日長時間装着することで耳が痛くなる問題があります。
このような問題に着目し、情報理工学部生と先端情報学研究科 大学院生が、デジタルものづくり施設「ファブスペース」の最新デジタル工作機器を活用し、耳が痛くならず目立たないオリジナルのマスクバンドをデザイン・開発しました。
マスクバンド「noitami」

本マスクバンドには次のような特徴があります。

  • マスクと一緒につけやすい。
  • 装着感が少なく、締め付けられている感覚がない。
  • 自分に合ったサイズに調整して、カスタマイズすることができる。

本マスクバンドは、ファブスペースに設置されたレーザー加工機で外形形状を切断加工、レーザー彫刻を施し、制作されています。素材には、柔軟性、弾力性、対候性、耐衝撃性に優れ、消毒・水洗い可能なEVAを使用しています。開発過程では、ソフトウェア上で設計したものをデジタル工作機器で実体化し、実物を触って確かめるプロトタイピングを何度も繰り返し、デジタルファブリケーションならではの素早い試行錯誤を行いました。
本マスクバンドは、2021年8月7日〜8日に開催されたオープンキャンパスでの情報理工学部イベント・ワークショップ「クエストⅡ:モノづくりでレベルアップ!」にて参加者へ配付されました。

開発チーム

先端情報学研究科 博士前期課程1年次 辻永 桐吾さん
情報理工学部 4年次 高木 祐輝さん
情報理工学部 2年次 小山 修平さん

開発チームのコメント

使う人が心地よく使えるように考えてデザイン・設計し、制作しました。「少ない痛み」から「No 痛み」、「noitami」と名付けました。ami(フランス語で「友達」)のように親しみを持てたらと思います。
マスクバンドを装着した様子(緑)
マスクバンドを装着した様子(黒)
ハサミで切って自分に合ったサイズにカスタマイズすることができます。
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