学芸員課程の博物館「館園実習」を京都産業大学ギャラリーで行いました(9月6日~10日)

2021.09.27

9月6日~10日、学芸員課程の博物館「館園実習」で、京都産業大学ギャラリーは本学の学生3名を受け入れました。文化学部の石川登志雄教授(本学ギャラリー室長)と本学ギャラリーの学芸員が実習を担当しました。
実習生は、本学ギャラリーが所蔵する資料を用いて調査を行い、文化財の取り扱い、調書・目録の作成、キャプションによる解説の手法を学び、得られた知識・技術を活用して実習期間中にプレ展示を行いました。最終日にギャラリーでプレ展示の概要を発表しました。プレ展示は、本学ギャラリーの所蔵品展(9月21日~10月2日)で一般公開しています。
実習生は「小山家資料の中から、算盤などの商売道具と、昭和初期の船旅パンフレットを展示した。所蔵品展で昭和初期の修学旅行に関する資料が展示されるため、その資料に関連のある船旅パンフレットを選んだ。コロナ禍で旅行に行けない中、旅気分を味わってほしいと思う。来館者におもしろいと思ってもらえるように説明文を書いた。資料に負担がかからないように展示の工夫を行った。3日間の展示準備で、体力やパソコンを使う力が必要だと感じた。何より楽しかった。」と発表しました。
実習生は、展示を開催するまでの流れを体験し、学芸員としての基礎的な知識と技術を習得しました。
資料の調書作成
展示資料の検討
パネル吊り
プレ展示資料の設置
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