2021(令和3)年度 第1回・第2回全学FD/SD研修会実施報告

2021.07.27

京都産業大学では、令和5(2022)年度の第三期認証評価の受審に向けて、本学教職員の関心と意識を高めることを目的として、教育支援研究開発センター・学長室の共催で全学FD/SD研修会を開催しました。

第1回は、6月16日(水)に「教育のマネジメントと質保証」をテーマとし、川嶋 太津夫 先生(大阪大学高等教育・入試研究開発センター長(特任教授))を講師としてお招きし、ご講演いただきました。当日は74名が参加しました。教学マネジメント指針の背景を解説いただいた後、テーマでもある「教育マネジメント」実現のためには、教学と経営(資源の集中管理)が重要であることや、教育の質保証のためには具体的・測定可能なアセスメント(達成評価)のレベルを設定することが必要であると述べられました。
続けて、第2回は7月7日(水)に開催し、「教育の質保証のための学修成果の評価~カリキュラムマップ・カリキュラムツリーの作成・活用を中心に~」をテーマとし、斎藤 有吾 先生(新潟大学 経営戦略本部教育戦略統括室 准教授)を講師としてお招きし、ご講演いただきました。当日は64名が参加しました。カリキュラムマップやカリキュラムツリーの具体的事例の紹介や学修成果の評価方法、ディプロマポリシー達成を測るための卒業研究等の集大成科目の評価等、実践的な内容を解説していただきました。

アンケート結果も第1回・第2回ともに大変好評であり、有意義な研修会となりました。教育支援研究開発センターでは今後も本学教職員の教育の質保証への関心と意識を高めるために、継続して研修を企画していきます。

第1回全学FD/SD研修会のポスター
  第2回全学FD/SD研修会のポスター
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