MOCvol.3終了!Uターン・Iターンして地域活動に取り組むリアルを聞きました!

2020.12.25

町家 学びテラス・西陣」では、大学生から社会人まで幅広い世代がともに学び、地域とつながり、地域との関わりを通して多様な生き方や暮らし方、働き方の選択肢を増やすことを目的とする学びの場として、「町家オープンカレッジ(略:MOC)」を定期的に開催していきます。
年内最後、第3回目となる今回は「地元との接点、ローカルとのつながりを考える」と題して、各ゲストは各々地元からご出演いただき、福井・島根・京都を結んでの完全オンライン開催となりました。

最初にお話しいただいたのは福井県若狭の熊川宿で事業を展開する株式会社デキタの時岡さんです。東京で興した会社ごとUターンで若狭に戻ってきた時岡さん。シェアスペースや宿の運営を通して「限られた地域資源を最大限活かし、地域経済の循環を作る」ための様々な取り組みをご紹介いただきました。

そして、島根県雲南市から出演いただいたもう一人のゲスト、山下さんは京都産業大学経営学部の卒業生。山下さんは雲南市が取り組む若者のインターンシップ事業「雲南コミュニティキャンパス」などの活動を支援しています。インターンシップに参加する側だった学生時代からインターンシップを受け入れて支援する側にまわった現在、雲南を訪れた若者に地域の魅力や良さを感じてもらい関係人口を増やしていくことができれば、と自身の活動の様子を交えながらお話しいただきました。

それぞれ課題や制約のある地域や集落をフィールドに活動するお二人。実際に地域活動の最前線にいるお二人だからこそのリアルな意見や普段聞けないエピソードもお話しいただき、参加者の方も非常に興味深く聞き入っていました。
熊川宿での事業展開(時岡さん)
雲南市での実践(山下さん)
今回は本学の教員や学生も多く参加されました。参加者も交えたディスカッションでは「地域活動に携わっていきたいがどうやったらうまくいくのか…」といった学生の悩みに対し、地域資源をよく知ることや地域の中でコミュニケーションが生まれる場所に積極的に足を運ぶことなどのアドバイスをもらい、学びの多いひとときとなりました。

特に今回のゲストである山下さんは、京都産業大学のO/OCF-PBLの授業がきっかけで地域に関心をもつことになり、卒業後雲南市の地域おこし協力隊を経て現在に至ります。山下さんのお話を通して、キャンパスを飛び出して学びを広げるイメージを掴んだ学生も多かったのではないでしょうか。

参加者の中には雲南市や熊川宿を知らない方も多く、新型コロナウイルスが落ち着いたらぜひ訪れてみたい、ゼミ合宿で行きたい!などの声が多く寄せられました。今回の町家オープンカレッジがきっかけとなって、参加者の方が現地に足を運び、そこからまた新たな関係が広がっていく可能性が見えました。

当日は各地も町家もかなり寒く、イベント終わりには雪がちらつき、翌日には庭に雪が積もりました。雪の町家も雰囲気があって良いものです。
次回は町家の風情を添えて開催したいと思います。
記念撮影
うっすら雪景色の奥庭
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